特殊学級介助員全校に一人ずつ配置される
 1996年度から特殊教育の充実のため特殊学級介助員が新設されました。特殊学級介助員は、学校教育指導計画の中で担当教員の指示のもとに、教育活動に関して子どもたちの自立と社会参加に援助しています。
 子どもたちの活動状況と発達段階に即して1997年度は全校配置がなされましたが、中には1人が3校を1日ずつ廻らなければならないという状況もありました。12月議会では、児童生徒数の増加と子どもたち1人1人の状況を考慮し、特殊教育の更なる充実のため、特殊学級介助員の適正配置を求めました。
 1998年度、中学校の生徒数増と子どもたちの状況に対応し、全校(志木小、志木二小、宗岡小、志木中、宗岡中)に1人週3日ずつ特殊学級介助員が専任配置され、大変喜ばれているということです。
 特殊学級は一人一人が大切にされる教育の原点であると考えます。また、学校生活における特殊学級と通常学級の子どもたちの交流教育は、全ての人が共に支え合って生きる社会の実現に向けて最も重要であり、私たち市民は志木市の特殊教育の充実を願いつつ、暖かく見守り続けていきたいと思います。
(1998年5月)

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