教育から福祉へと働きかける志木市の教育福祉
志木第二中学校生徒会の活動から
11月6日(土)志木第二中学校福祉体験学習「特別養護老人ホーム『ブロン』訪問・ボランティア活動」に参加させていただきました。「お年寄りの方との交流を通して、高齢者や障害を持った方に対する理解を深め、豊かな心を育てていきたい。」の目的で、生徒会執行部が主催したものです。志木二中では、ここ数年生徒会を中心にボランティア活動に取り組んでおり、折々の『ブロン』訪問、文化祭にブロンのお年寄りをご招待する等、交流をはかっています。
この日は、まず施設の方から車椅子の使い方などの指導を受けてから、入居されている方々を文化部の発表の場所までお連れし、技術家庭部から手作りのお手玉とポプリ・美術部からは手作りカレンダーの贈り物・音楽部の歌・吹奏楽部の演奏のプレゼントがありました。「私は(行かなくて)いいから。」と言っていたお年寄りも、男子生徒に手を引かれ、「申し訳ないねえ。」と言いながらゆっくり歩いて行きます。最初は「にっこりしているの疲れちゃう。」と言っていた女子生徒も、発表が終わり食堂にお連れして一緒におやつをいただく頃には、一生懸命大きな声を出してお年寄りとお話しをしています。
引率の先生方も子どもたちも職員の方々も一緒になって、共に素晴らしい時間を過ごすことができました。お年寄りの方々も、「見たかったものが見られて良かった。」「お手玉かわいいねえ。」と嬉しそう。「また来て下さいね。」と見送られて、生徒たちからは「感動した!」「また今度もここに来たい。」という言葉が聞かれました。
(2000年1月)
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志木二中生徒会の『ブロン』訪問ボランティア活動 |
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