子どもたちの「心のケア」を最優先課題ととらえ
2000年度新たに学校支援ボランティアカウンセラー制度
――学級崩壊を未然に予防――
 集団にうまくなじめない児童を抱える小学校低学年の学級を対象に、日常の円滑な教育活動並びに集団活動を支援する目的で「学級支援ボランティアカウンセラー制度」が検討されています。
 この制度は、教育サービスセンターで1997年度から3年間にわたり実施した市民カウンセラー養成講座の修了者を中心に、学校教育に関心のある市民を募り、ボランティアバンクを創設し、学校からの養成に基づき、カウンセラーを派遣するものです。
 これらの取り組みにより、臨床心理の面から児童の心身の健全な発育及び学級活動の状況を見極めながら、将来的には、必要に応じ全学年を対象とした適時適切な支援体制の確立やスクールカウンセラーの配置を提案していきたいと考えます。
(2000年3月)

トップページへ   教育の目次へ