教育改革の提案が実現!
志木市独自で情操教育の非常勤講師を全小学校に配置
 2001年度予算に小学校教育「創造力開発促進」事業(クリエイティブサポーター)約930万円が計上されました。これに基づき、教員免許状を持つ非常勤講師が、音楽、体育、図画工作、家庭科、書写、生活科、総合的な学習の時間について、各学校からの要請に基づき各校1名配置されます。
 教育改革に対する市民の熱意を力に、志木市教育委員会が県教育委員会に働きかけ、市単独で予算を確保し実現した、全国に例を見ない独自の施策です。
 加えて、文部科学省第7次定数改善計画(2001〜05年度)の初年度として、全国3300自治体で5380人の教職員増員のうち、教科等に応じ、少人数指導を行うなど、きめ細かな指導を行う学校の具体的な取り組みに対する支援のため、志木市には2名が配置されました。 内訳は、小学校の少人数指導のために宗岡小学校(算数1〜6年)、1クラスが40人近い学級の多い中学校の少人数指導のために志木中学校(数学)となっています。
 更に、従来から県への要望により配置がなされてきたティームティーチング(1学級の学習指導を複数の教職員が担当する)のための加配も充実が図られ、1クラスの児童数が比較的少ない宗岡二小、宗岡四小以外の全校に配置されました。
 また、子どもたちの心のケアとしてのボランティアカウンセラーも、引き続き全小学校に教育サービスセンターから派遣されます。 以上に加え、既に全学校で活用されている、民間人講師としての専門家や市民の力を結集することにより、子どもたちの可能性や個性を伸ばすきめ細やかな学習効果が期待されます。
(2001年5月)

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