西原特定土地区画整理事業
事業地内斜面林を市が借地し保全
 西原斜面林(幸町2丁目・東武東上線際、ニュータウン東の森壱番街に隣接)の保全を求める市民の声に応え、市は平成11年度から借地により市民の皆さんに開放し、利用いただくことになりました。市民も管理に協力していきたいと思います。
 現在、柏町ふれあいの森2,080u(柏町5丁目・東上線際)、中野ふれあいの森773u(柏町1丁目・中野下バス停際)については、固定資産税・都市計画税の減免による無償借地で、地権者の御好意により市民に開放しています。
 西原斜面林約6,000uについても、地権者の方々の了解が得られれば、同様の方法により借地していく考えです。
区画整理事業計画変更により斜面林内保留地を公園に
 とはいえ、公有地化の為の手段が必要なことは言うまでもありません。
 6月議会で提案した「斜面林内の保留地と公園用地を交換し、事業収入増と斜面林保全を」については、保留地2ヶ所計約1,400uにつき、東武東上線際の公園用地の一部と交換することが西原特定土地区画整理組合理事会で承認され、平成12年度に向けた事業計画変更案に組み込まれ、今後、総代会に諮られる予定です。
 3月議会では、「斜面林内の6m道路についても散策用の遊歩道程度の整備に留め、事業費削減を図るよう組合に対し指導助言すべきではないか。」と提言、「市としてそのように指導していく。」との答弁となりました。
 3月7日開催された5年に1度の組合員総会では組合事業の進め方に質疑が集中、役員改選等の議題に入れず継続審議となったことを重く受け止め、「市は、緊急の課題である事業計画変更等に対し、理事会が組合員主体の開かれた組合運営により事業進捗を図ること、以前にも助言した組合としての専門職の採用等、再度毅然たる態度で指導すべきである。」と提言しました。
(1999年4月)

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