自転車駐輪対策への取り組み
 2002年12月に市民から、ダイエー前の道路の一部を駐輪スペースにすることにより、歩道に自転車があふれて通行できない状況を改善できないかとのご提案をいただきました。
 その後、2004年10月にはイトーヨーカドー和光店の「電磁ロック式自転車・バイク駐車システムを視察。2004年12月議会では、道路指定をはずし普通財産とした上での整備を提案しました。
 これを受けて、市ではダイエー前道路に駐輪スペースを設ける方向で様々な検討を行いましたが、旧ららぽーと跡地にマンションが建設されることになったため、消防車両の通行に支障をきたすという理由で断念せざるを得なくなりました。
 一方で、本年3月末をもって慶應通り志木陸橋下の市営無料駐輪場が閉鎖されることに伴い、2〜3月議会の環境福祉常任委員会では、「周辺の民営駐輪場の台数が増えるのを見込み、民営駐輪場の補助金を増額している。現在、志木駅周辺のパーク24とにしぶ駐輪場の2か所につき、定期貸し1台当たり月額1,000円を事業主に補助している」(天田の委員長報告より)との答弁があり、私からは「将来的な自転車利用人口増への対応として、朝霞台駅周辺では武蔵野線の高架下をフェンスで囲い、人を配置し有料で管理している。そのような形での陸橋下の利用を検討するのも一つの方法ではないか」と提起、「志木駅周辺は行政境なので、今後は新座市、朝霞市、志木市の連携を密にしながら、将来的方向性も含め検討を進めていきたい。」とのことでした。
 4月2日、パーク24(旧ららぽーと駐車場)の月極め駐輪スペースがいっぱいになり、通勤のため毎日100円払って一時利用をしなければならないとのご意見をいただき、月極めスペースを増やす等の対応を事業者に要請するよう市に求めました。市では、他の民間事業者の動向も見ながら対応するとのことでした。
 また、3月にはマルイ横に(株)志木都市開発(マルイ、志木市等が入る駅前再開発ビルの管理会社)が、電磁ロック式の駐輪施設160台を設置しました。(屋外は2時間、屋内は3時間まで無料)
 この場所についても、視覚障害者用の点字ブロックの上まで自転車が止められ危険なため、2007年4月6日に、天田いづみはマルイ・(株)志木都市開発に、自転車放置防止指導徹底を要請してきたものです。
 さらに、志木駅トスカ前通路についても常に数台の路上駐輪がありますので、新座市に対し、撤去回数を増やすよう要請しました。
 5月15日には、トスカ前のドゥセット弐番館ビル地下に、にしぶ第2駐輪場がオープンしました。225台全て月極めということです。
 ダイエー前道路についても「自転車駐輪が多くて交通に危険を感じている」という市民から、いくつかの具体的なご提案をいただいておりますので、現地調査を行い取り組んでまいります。
(2008年6月)
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