幸町4丁目火災でのご意見を消防行政に反映
2月5日の火災で被災された方々からいただいた貴重なご意見をもとに、3月29日、県南西部消防本部のある朝霞地区一部事務組合議会で以下の一般質問を行いました。志木市選出の組合議員5名中、一般質問をし、この問題をとりあげたのは天田いづみただ一人でした。
(1)サイレン吹鳴について
消防本部の指令装置(朝霞、和光、志木)では、消防団召集のサイレン吹鳴の際、消火作業中の無線交信を中断しなければならず、問題になっている。一刻も早い改善を。
【管理者】財源が捻出できれば今年度中にも、出来るだけ早い対応をしていきたい。
(2)消防水利について
消火栓については充足されているが、この地域は昭和40年代に開発され、災害に弱く、最も細い75ミリの石綿管が水道管として使われている。消防水利計画を持つ本部として、志木市が責任をもって改修していくよう連携を。
【消防長】今後さらに調整を行っていく。
(3)はしご車の活用について
下から放水しても火の勢いではね返されていた。「はしご車の出場は中高層建築物火災のみ」ということだが、狭い路地にも入れるはしご車を活用すべきでは。
【消防長】高所からの放水は住宅密集地では有効。03年度和光署に配備した屈折はしご車は、狭い場所への進入が可能なので、現場の判断で活用できるよう、出場計画の見直しを行っている。
(4)2次災害の防止について
屋根瓦が隣近所に落ちてきた。雨戸を下に降ろす等、2次災害の防止についても配慮を。
【消防長】夜間の火災の場合は翌日、必要に応じ危険排除の作業を行っている。今後、ご指摘のようなことのないよう、安全対策に万全を期していく。
(5)組織としての取り組みと構成市との連携について
広域消防にあっては、各消防署が主体となり、より地域に密着し、消防団との連携も含めてリーダーシップを発揮する必要があるのでは。
 【消防長】 今後も、さらに消防署と市の連携を図り、職員一丸となって努力をしていく。
(2004年8月)

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