ななちゃんすな
ななちゃんつうしんNo.1 H.11.6.15
〜ダウン症のお嬢さんを普通の小学校に通学させているお母さんが
クラスメート向けに発行している、滋賀県草津市発の小さな小さな新聞です。
 
"ななちゃんのすなぶくろ"は、親と子の会話の中で、とっさに思いついた言葉です。当時一年生だった菜々子の姉をさとしながら実は自分自身に言い聞かせていたように思います。1年以上前の話なので、もう忘れかけていたのですが、つい最近姉が思い出させるきっかけをつくってくれました。ななちゃん通信第1号には、書きたいことが沢山ありましたが、今回はそのことを書いてお届けすることに致します。 
子どもさん達に読んでもらうつもりで書きました。読んで聞かせる時間を作っていただけると幸いに存じます。
 おかあさんのポエム  子ども達からのななちゃんクエスチョン  後記(保護者の皆さんへ)
みなさんは、「ハンディ」とか「しょうがい」ということばをしっていますか。 
ななちゃんには、しょうがく3ねんせいのおねえちゃんがいます。おねえちゃんは、いろいろと、いもうとのななちゃんのあいてをするのがすきなのですが、なかなかいうことをきいてくれないと、こまってしまうことがよくあります。 
あるひ、そんなおねえちゃんにこんなはなしをしました。 
「ななちゃんは、いつもじぶんのペースで、とてもわがままにみえることもあるけれど、あのちいさなちいさなせなかに、めにはみえないおおきなすなぶくろをせおってるんだよ。まわりにいるひとがすこしずつてをかしてあげなきゃ…」 
おねえちゃんは、おおきくうなずいてくれました。 
よのなかには、ななちゃんのように、めにはみえない、おもいおもいにもつをせおっているひとがたくさんいます。その"おもいにもつ"のことを「ハンディ」とか「しょうがい」といったりします。 
ななちゃんはときどき"ふたば"へいっておべんきょうするのも、おとうさんやおかあさんがきょうしつまでおくりむかえするのも、そのハンディのためなのです。 
つい、このあいだ、おねえちゃんがびっくりするようなことをいいました。 
「ななちゃん、あながあいちゃったのかな」 
「エー!?」 
わたしは、なにをいうのかとおもいました。すると、 
「ななのすなぶくろにあながあいたのかな。だって、かるくなったようにみえるんだも〜ん。」 
と、おねえちゃん。ななが1ねんせいになるのをとてもたのしみにしてきたおねえちゃんのめに、そんなふうにうつっているのかと、とてもホッとし、うれしいきもちになりました。がっこうで、たのしそうにしているいもうとのすがたをみて、おもったのでしょう。 
みなさんのおかげです。ありがとう。 
ななちゃんのおかあさんより
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