Live Reports from Rugby Stadium熱闘!関東大学ラグビー・リーグ戦 2006Weekly Report |
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試合日程&結果 |
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第1節(09/23) |
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第2節(10/01) |
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第3節(10/07) |
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第4節(10/15) |
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第5節(10/22) |
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第6節(10/28) |
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第7節(11/04) |
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第8節(11/11) |
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第9節(11/19) |
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第10節(11/25) |
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入替戦(12/09) |
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2006シーズンいよいよ開幕!今シーズンも混戦は必至?昨シーズンは全勝チームがない混戦模様となりましたが、今シーズンはどうでしょ うか。先だっての日英大学ラグビーでオックスフォード大学に勝利を収めた関東学 院を頂点として、法政、大東文化、東海大の3校が優勝争いに絡んでくるといった 展開が予想されますが、もちろん流通経済、日大、中央、立正大の力も侮れません。 再建中、あるいは発展途上と思われるチームが多いだけに、サバイバルレースの様 相を呈した熱戦が繰り広げられることが期待されます。 |
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○第1節の試合予定&みどころ9月23日(土) 関東学院 vs 立正大学 14:00 K.O. 熊谷ラグビー場 9月24日(日) 法政大学 vs 中央大学 12:00 K.O. 前橋・敷島公園 日本大学 vs 東海大学 12:00 K.O. 熊谷ラグビー場 リーグ戦は今年も関東学院と立正大学の顔合わせで幕を開けます。立正大は地元の 熊谷で爆発できるでしょうか。翌日の日曜日に組まれている2試合も好カード。リ ーグ戦グループは緒戦から一気にヒートアップです。 ○関東学院大学 vs 立正大学 立正大は今シーズンもっとも活躍(飛躍)が期待できるチームだと思います。昨シ ーズンは経験不足もあり結果が出なかったものの、1部でも十分に戦えたことが自 信になっているはずです。BKへの展開をはかるために重点的に強化に取り組んだ と伝えられるFWがどれだけ頑張れるかにまずは注目したいと思います。関東学院 の強さを引き出すようなラグビーができれば、今後への期待がさらに高まります。 ○法政大学 vs 中央大学 両チームともBKに決定力のある選手が揃っているだけに、勝敗の鍵を握るのはF Wの出来(とくにセットプレー)でしょうか。法政が首脳陣交代から日が浅いのに 対し、中央はじっくりチーム作りに取り組んだと伝えられることも気になります。 中央はチーム戦術がシーズンの早い段階で固まればもっと上位にいけるはずのチー ムであるだけにチャンス到来かもしれません。 ○日本大学 vs 東海大学 組織的に戦う東海大に対し、個々の強さで勝負する日大といった、異なるチームカ ラーを持ち味とするチーム同士の対戦。ただ、過去2シーズンを見る限りは、いず れも僅差ながら日大の方に軍配が上がっています。逆に言えば、今年こそ優勝!の 東海大にとっては絶対に落とせない1戦とも言えます。日大については組織ディフ ェンス、東海大については勝負どころでの個々の突破力、が私的着目点です。 |
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○第1節の試合結果9月23日(土) ○関東学院 53 - 9 ●立正大学 熊谷ラグビー場 9月24日(日) ○法政大学 21 - 12 ●中央大学 前橋・敷島公園 ○東海大学 45 - 21 ●日本大学 熊谷ラグビー場 |
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2006シーズンの火ぶたが切って落とされました。台風の影響も心配されたこの 週末でしたが23、24両日とも快晴の絶好のラグビー観戦日和。まず23日に行 われた開幕ゲームでは、昨年度の覇者関東学院が立正大をノートライに抑えて貫禄 勝ちを収めました。また、24日に同じ熊谷で行われた東海大対日大は後半20分 過ぎまでは両者がっぷり4つに組んだ熱戦となりました。前橋の法政大対中央大も 僅差の接戦となったようです。 開幕戦を熊谷で戦った4チームを見た感じでは、関東学院の仕上がりの良さが強く 印象に残りました。既にチームとして形はできているものの、まだまだ発展途上の 部分(これからのお楽しみの部分)もあります。強力FWと決定力のあるBKのコ ンビネーションに磨きがかかればここ数年でも最強のチームが出来上がるかも知れ ません。東海大と日大もそれぞれBKのメンバーがリフレッシュされましたが、ま ずまずの仕上がり。ただ、前日に見た関東学院のプレーが強く目に焼き付いている せいか、両校の状態にはやや物足りなさを感じたのも事実です。 もちろん、全チームを見ていない状態で各校の力関係を論じるのは早いと思います が、現時点では関東学院が実力的に頭一つ半くらい抜けているような感じがします。 また、東海大と日大がほぼ互角の力を持ち、法政と中央大が接戦を演じたことを考 えれば、関東学院以外の7校の間には大きな力の差はなさそうです。今シーズンは 史上希に見る大混戦が演じられることになるかも知れません。リーグ戦グループは、 序盤戦にして早くも「サバイバルゲーム」の様相を呈してきました。 |
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◎勝敗表(2006年 9月24日現在) ----------------------------------------------------------------------------------------- チーム名 | 関 東 | 法 政 | 大 東 | 東 海 | 流 経 | 日 大 | 中 央 | 立 正 ----------------------------------------------------------------------------------------- 関東学院 | * | | | | | | | ○53- 9 ----------------------------------------------------------------------------------------- 法政大学 | | * | | | | | ○21-12 | ----------------------------------------------------------------------------------------- 大東文化 | | | * | | | | | ----------------------------------------------------------------------------------------- 東海大学 | | | | * | | ○45-21 | | ----------------------------------------------------------------------------------------- 流通経済 | | | | | * | | | ----------------------------------------------------------------------------------------- 日本大学 | | | | ●21-45 | | * | | ----------------------------------------------------------------------------------------- 中央大学 | | ●12-21 | | | | | * | ----------------------------------------------------------------------------------------- 立正大学 | ● 9-53 | | | | | | | * ----------------------------------------------------------------------------------------- ◎暫定順位 ----------------------------------------------------------------------------- 順位 大学名 試合 勝利 敗戦 分 勝点 得点 失点 得失点差 ----------------------------------------------------------------------------- 1位 関東学院 1 1 0 0 4 53 9 44 2位 東 海 1 1 0 0 4 45 21 24 3位 法 政 1 1 0 0 4 21 12 9 4位 中 央 1 0 1 0 1 12 21 ▲ 9 5位 日 大 1 0 1 0 1 21 45 ▲24 6位 立 正 1 0 1 0 1 9 53 ▲44 大東文化 0 0 0 0 0 0 0 0 流通経済 0 0 0 0 0 0 0 0 ----------------------------------------------------------------------------- |
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○第2節の試合予定&みどころ10月 1日(日) 東海大学 vs 流通経済 12:00 K.O. 海老名陸上競技場 大東文化 vs 日本大学 14:00 K.O. 秩父宮ラグビー場 第2節は大東文化大学と流通経済大学が登場し、これでリーグ戦グループの全チー ムが出揃います。海老名と熊谷で予定されている2試合は、いずれも昨年度の成績 が中位(3〜6位)となったチーム同士の対戦。また、これはあくまでも私見です が、2試合とも宿命のライバル関係にもあるチーム同士の対戦でもあります。手に 汗握る熱戦となることが期待されます。 ○東海大学 vs 流通経済大学 FW主体(流通経済大)、BK主体(東海大)というスタイルの違いはありますが、 緻密で組織的なラグビーを指向するという点では似たチーム同士の対戦と言えます。 両校はリーグ戦グループ内においても良きライバルと思いますが、過去の対戦成績 を見てみると、意外にも東海大は2001シーズンから5連敗中。それも大差がつ いた2004シーズンを除き、いずれも6点差以内の惜敗です。昨シーズンもノー サイド寸前の逆転サヨナラ負けでした。緒戦で日大を破り波に乗る東海大としては、 優勝戦線に加わるためにも今年こそは連敗にピリオドを打ちたいところでしょう。 さて、その東海大ですが、日大戦を観て、例年にも増して勝負強いチームになって いると感じました。BK陣にフレッシュなメンバーが多いため今後の成長も楽しみ です。注目したい選手は日大戦で2トライを挙げる活躍を見せた2年生のWTB山 田。流通経済大は大黒柱の湯原が卒業して抜けましたが、看板のFWに昨シーズン のメンバーが多く残っているのが強み。やはり勝敗の鍵を握るのは昨シーズンの課 題でもあったBKの決定力不足の解消だと思います。今年こそは司令塔アンダーソ ン(おそらくSOで起用)の巧みなラインコントロールが見られるか?、期待のF B森谷の成長ぶりは?、に注目したいと思います。 ○大東文化大学 vs 日本大学 過去にも激しい肉弾戦となることが多かったチーム同士の対戦。両校のトンガ出身 の選手達はこの「同胞対決」ではとくに燃えるのだそうです。それでなくても大型 FW(大東大)と強力FW(日大)が真っ向からぶつかり合う形になるため、どう してもゴリゴリのFW戦がイメージされています。もしFWが互角でBK対決とな った場合には、SO戸嶋を初めとする「ベテラン」が多い大東大の方がフレッシュ な顔ぶれが揃う日大に比べて優位に立つかも知れません。 といった形で、注目はFW対決なのですが、東海大戦を観た限り、ややスタミナに 不安?の日大としては消耗戦は避けたいところかも知れません。運動量のある両F L(大山、蓬莱)に俊足SH倉澤と突破力のあるCTB天本が連携してサイドをつ けば面白い攻撃ができるのでは?と期待しています。ここで鍵を握る選手は東海大 戦では(何故か)目立たなかったNo.8のマフィレオだと思います。大東大について は正直まだわからないのですが、基本的には「BKに展開して勝負したい」チーム のはず。激しい局地戦(肉弾戦)はさておき、両チームにはボールが大きく動くダ イナミックなラグビーを期待したいと思います。 |
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○第2節の試合結果10月 1日(日) ○東海大学 47 - 5 ●流通経済 海老名陸上競技場 ○大東文化 31 - 6 ●日本大学 秩父宮ラグビー場 |
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接戦が期待された第2節の2試合でしたが、いずれも大差がつく形となりました。 海老名では東海大が流通経済大に圧勝し、同一カード6連敗を免れただけでなく、 開幕から2連勝。スコアから見る限り、「後半に爆発する東海大」は本物のようで す。また、秩父宮では、大東大がミスが多くて波に乗れない展開ながらも日大に圧 勝。ただ、この試合は日大の自滅といった色合いが強く、日大の歯車がかみ合って いれば接戦になった可能性もあるように感じられました。 第2節の結果を見る限り、「史上希に見る混戦」の予測(第1節の2試合を観ての 感想)は2歩後退といった感じですが、1週間で別のチームになる(なってしまう) ことがままあるのが学生チームの特徴(面白さであり怖さ)だと思います。来週は また違った感想を書くことができることを期待しつつ、各チームの闘いを見守って いきたいと考えています。 |
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◎勝敗表(2006年10月 1日現在) ----------------------------------------------------------------------------------------- チーム名 | 関 東 | 法 政 | 大 東 | 東 海 | 流 経 | 日 大 | 中 央 | 立 正 ----------------------------------------------------------------------------------------- 関東学院 | * | | | | | | | ○53- 9 ----------------------------------------------------------------------------------------- 法政大学 | | * | | | | | ○21-12 | ----------------------------------------------------------------------------------------- 大東文化 | | | * | | | ○31- 6 | | ----------------------------------------------------------------------------------------- 東海大学 | | | | * | ○47- 5 | ○45-21 | | ----------------------------------------------------------------------------------------- 流通経済 | | | | ● 5-47 | * | | | ----------------------------------------------------------------------------------------- 日本大学 | | | ● 6-31 | ●21-45 | | * | | ----------------------------------------------------------------------------------------- 中央大学 | | ●12-21 | | | | | * | ----------------------------------------------------------------------------------------- 立正大学 | ● 9-53 | | | | | | | * ----------------------------------------------------------------------------------------- ◎暫定順位 ----------------------------------------------------------------------------- 順位 大学名 試合 勝利 敗戦 分 勝点 得点 失点 得失点差 ----------------------------------------------------------------------------- 1位 東 海 2 2 0 0 8 92 26 66 2位 関東学院 1 1 0 0 4 53 9 44 3位 法 政 1 1 0 0 4 21 12 9 4位 大東文化 1 1 0 0 4 31 6 25 5位 日 大 2 0 2 0 2 27 76 ▲49 6位 中 央 1 0 1 0 1 12 21 ▲ 9 7位 流通経済 1 0 1 0 1 5 47 ▲42 8位 立 正 1 0 1 0 1 9 53 ▲44 ----------------------------------------------------------------------------- |
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○第3節の試合予定&みどころ10月 7日(土) 大東文化 vs 流通経済 14:00 K.O. 熊谷ラグビー場 10月 8日(日) 法政大学 vs 立正大学 14:00 K.O. 熊谷ラグビー場 関東学院 vs 中央大学 14:00 K.O. 関東学院釜利谷G 第3節の3試合はいずれも今シーズン2戦目となるチーム同士の対戦。いよいよ本 格的な闘いが始まります。現時点でのリーグ戦各校の力関係がほぼ明らかになって くるだけでなく、おぼろげながらですが今後の展開も見えてくると言う意味でどの 試合も楽しみです。 ○大東文化大学 vs 流通経済大学 前節、日大に快勝し幸先良いスタートが切れた大東大。核弾頭的な存在だったフィ リピーネが抜けた分アタックが地味になった感がありますが、FWとBKのバラン スがとれたチームに仕上がっているようにも感じられました。ただ、日大戦は緒戦 の堅さもあってかミスが多く、「怪勝」とも言えそうな内容だっただけに、この試 合ではピリッとしたいところ。私的注目選手は日大戦で2年生ながらも思い切りい いサイドアタックを見せていたNo.8の森山。SO戸嶋主将の安定度を増したゲーム メイクにも期待が高まります。 大東大とは逆に緒戦で過去5連勝中だった東海大に大差で敗れてしまった流通経済 大。東海大戦を観ていないので今年のチームの仕上がり状態はまだ分かりませんが、 決定力不足が解消されたのかどうかが気になります。この試合では得意とするFW のドライビングモールに活路を開きたいところですが、エモシを軸とする大東大の FWは大型でしかも強力。流通経済大の今後の闘いを占う上でもFWの仕上がり状 態に注目したいと思います。 ○法政大学 vs 立正大学 いろいろな意味で楽しみな対戦です。出遅れが囁かれる法政の仕上がり状態、立正 大の上位進出の可能性、今シーズンの関東学院と法政の力関係、などなどいろいろ な状況がこの試合から見えてくるのではないかと思います。関東学院は言うまでも なく、大東大、東海大といった優勝争いに絡んできそうなチームはFWが強力なだ けに、どうしても法政に対する注目ポイントはFWになってしまいます。 立正大は緒戦の関東学院戦ではアタックの局面でほとんど何もさせてもらえません でした。FWがセットプレーで強力なプレッシャーを受けたこともあり、SO小玉 のキックしか攻め手がないちょっと寂しい試合内容でした。ただ、試合を観た感じ では、あえてキック以外は使わなかったという面も(可能性は低いかも知れません が)否定しきれません。FW戦で互角以上の闘いができれば、立正大は自分たちが 目指しているスタイルのラグビーを見せてくれるかも知れません。 ○関東学院大学 vs 中央大学 今シーズンはとくにラック周辺での反則(とくにノットロールアウェイと不正なジ ャッカル)に対して厳しい笛が吹かれるようになっています。ペナルティを減らす ために、プレーヤーは必然的に立ってプレーすることを強いられるわけです。が、 この「指針」に意識的に対応しているチームは、これまで観た5チームの中では関 東学院だけのような気がします。さらに進化を続ける関東学院の継続ラグビーにま ずは注目です。 法政の仕上がり状態は?という点はさておいても、緒戦のスコアを見る限り、今シ ーズンの中央大は例年になくチームの仕上がりが早いようです。対する関東学院は FWとBKのバランスが取れていて「継続」に自信を持っているチーム。この試合 でも立正大戦と同様、自陣からでもキックを使わずにオープンに展開してくること が予想されます。中央大にとっては、まずはここをしっかり止めることがポイント になります。有田主将を中心とした「炎のディフェンス」と15人の気持が一つに なった「怒濤のアタック」が観られるか?に期待です。 |
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○第3節の試合結果10月 7日(土) ○大東文化 17 - 15 ●流通経済 熊谷ラグビー場 10月 8日(日) ○法政大学 37 - 19 ●立正大学 熊谷ラグビー場 ○関東学院 50 - 0 ●中央大学 関東学院釜利谷G |
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台風並みに発達した低気圧の影響が心配された第3節の3試合でしたが、風が強か ったものの晴天に恵まれ、熊谷と釜利谷で熱戦が繰り広げられました。とくに7日 の大東文化大と流通経済大の闘いはインジュリータイムに劇的なドロップゴールで 大東文化大学が逆転勝利を決めるという激しい闘いとなりました。高速展開ラグビ ーで立正大に快勝した法政は調子を上げており、中央大を無得点に抑えて勝利を収 めた関東学院は連覇に向けて盤石のようです。 各チーム2試合ずつを消化した段階で4チームが2連勝、残り4チームが2連敗と 明暗が分かれた形になりました。現時点では関東学院が頭一つ抜けており、立正大 がやや出遅れているようです。しかしながら、残り6チームの間には大きな実力の 差はなさそうです。今後のチームの仕上がり状態、対戦時期、さらには相性といっ た要素が複雑に絡んで混戦模様になることは十分に考えられます。第2節での印象 とは裏腹に、そんな期待が高まってきた第3節の各チームの闘い振りでした。 |
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◎勝敗表(2005年10月 8日現在) ----------------------------------------------------------------------------------------- チーム名 | 関 東 | 法 政 | 大 東 | 東 海 | 流 経 | 日 大 | 中 央 | 立 正 ----------------------------------------------------------------------------------------- 関東学院 | * | | | | | | ○50- 0 | ○53- 9 ----------------------------------------------------------------------------------------- 法政大学 | | * | | | | | ○21-12 | ○37-19 ----------------------------------------------------------------------------------------- 大東文化 | | | * | | ○17-15 | ○31- 6 | | ----------------------------------------------------------------------------------------- 東海大学 | | | | * | ○47- 5 | ○45-21 | | ----------------------------------------------------------------------------------------- 流通経済 | | | ●15-17 | ● 5-47 | * | | | ----------------------------------------------------------------------------------------- 日本大学 | | | ● 6-31 | ●21-45 | | * | | ----------------------------------------------------------------------------------------- 中央大学 | ● 0-50 | ●12-21 | | | | | * | ----------------------------------------------------------------------------------------- 立正大学 | ● 9-53 | ●19-37 | | | | | | * ----------------------------------------------------------------------------------------- ◎暫定順位 ----------------------------------------------------------------------------- 順位 大学名 試合 勝利 敗戦 分 勝点 得点 失点 得失点差 ----------------------------------------------------------------------------- 1位 関東学院 2 2 0 0 8 103 9 94 2位 東 海 2 2 0 0 8 92 26 66 3位 法 政 2 2 0 0 8 58 31 27 4位 大東文化 2 2 0 0 8 48 21 27 5位 流通経済 2 0 2 0 2 20 64 ▲44 6位 日 大 2 0 2 0 2 27 76 ▲49 7位 中 央 2 0 2 0 2 12 71 ▲59 8位 立 正 2 0 2 0 2 28 90 ▲62 ----------------------------------------------------------------------------- |
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○第4節の試合予定&みどころ10月15日(日) 東海大学 vs 立正大学 12:00 K.O. 熊谷ラグビー場 大東文化 vs 中央大学 14:00 K.O. 熊谷ラグビー場 法政大学 vs 流通経済 14:00 K.O. 秩父宮ラグビー場 関東学院 vs 日本大学 14:00 K.O. 三ツ沢球技場 リーグ戦は早くも中盤戦に突入。第4節は全8チームが登場し、4試合のすべてが 2連勝中のチーム対2連敗中のチームという図式になりました。一見すると「好調 なスタートが切れたチーム」対「残念ながら出遅れてしまったチーム」の対戦のよ うにも見えますが、勝負はこれからが本番です。ひとつの勝ち負けが各チームの今 後に大きな影響を与えるという意味でも、この3戦目はどのチームにとっても重要 な節目となるのではないかと思われます。各試合それぞれにみどころがありますが、 身体は一つしかありません。とても残念です。 ○東海大学 vs 立正大学 開幕2連勝と好調なスタートを切った東海大。BKのメンバーがリフレッシュされ たこともあり、緒戦の日大戦はダブルスコアの快勝となったものの、やや堅さが見 られる闘い振りでした。2戦目での流通経済大に対する圧勝をチーム状態が順調に 仕上がってきていることの反映と見ていいのかどうか、が私的注目点。今シーズン の東海大はこれまでとはひと味違ったしぶといチームに成長しているのように感じ られるだけに、どこまでチーム状態が上がっているかが楽しみです。 対する立正大は緒戦では関東学院戦のパワーと巧さに、2戦目では法政の速さに翻 弄されてしまい、殆どいいところを見せることができませんでした。上位を目指す チャレンジャーとしては、このまま黙っているわけにはいかないはずです。過去2 戦では殆ど見られなかった、FWがセットプレーからどんどん仕掛けてミロとイシ レリのパワーを活かすような(積極性のある)ラグビーを見たいと思います。イン ジュリータイムにアグレッシブなアタックで2トライをもぎ取った法政との試合を 観て、「やればできるじゃないか!」と思ったファンも少なくないはずです。 ○大東文化大学 vs 中央大学 緒戦、第2戦ともピリッとしない内容ながら、2連勝を収めた大東大。過去2戦を 見る限り、圧倒的な攻撃力を持っている割には点が取れていないように感じられま す。が、ライバルの法政と東海大が調子を上げていることを考えれば、ミスを減ら してチャンスは確実に得点に結びつけられるようにチーム状態を上げていきたいと ころ。三面六臂の活躍を見せるエモシを軸にFWがまとまっていけば、戸嶋主将を 中心としたBK陣に魅力的なメンバーが揃っているだけに優勝に向けての期待が高 まります。 緒戦では法政に惜敗し、2戦目で関東学院に完敗の2連敗ながら、中央大の仕上が りは例年に比べると早いようです。注目選手はFWではLOの眞壁、BKではCT Bの有田主将とWTBの長友。ですが、もう一人私的注目選手を挙げておきたいと 思います。それは(先発するかどうか分かりませんが)SOの佐藤甚。昨シーズン も今シーズンもレギュラー選手の負傷により出場機会が巡ってくる選手のような感 がありますが、地味ながらも司令塔としてなかなか捨てがたい魅力を持った選手だ と思います。FWから活きた球がBKに供給され、有田や長友の突破力が活きる展 開になれば面白くなるのではと期待しています。 ○法政大学 vs 流通経済大学 昨シーズンは流通経済大が粘り強いディフェンスで勝利を収めたこのカード。おそ らく法政はその雪辱に燃えており、今年も激戦となることが期待されます。出遅れ が心配された法政でしたが、立正大戦では持ち前の高速展開と低く踏み込むタック ルが随所に見られました。このまま調子を上げていければ、関東学院との頂上対決 も視界に入ってきます。流通経済大はFWに自信を持っているだけに、法政として はBKにワイドに展開して走力のあるWTBで勝負をかけたいところ。流通経済大 のDF網が法政の速い展開についていけない状態になれば、過去の闘いでも見られ たように、法政の勝ちパターンになります。 流通経済大は2連敗と結果からは元気がないように見えます。が、土壇場で1本の ドロップゴールに沈んだ大東大戦を見る限り、確かな手応えを掴んだようにも見受 けられました。この試合では速いテンポで勝負したい法政とは逆に、得意とするド ライビングモールを軸にしてじっくりと攻めるのが流通経済大の戦術になるのでは ないかと思われます。ボールを確実に前に運びながら法政のFWをモール周辺に集 めたところで機を見てBKに展開し、SOアンダーソンが巧みにBKラインを動か すというゲーム運びができれば流通経済大のペース。タイプが違うチーム同士の対 戦だけに、(波乱含みの)主導権争いがこのゲームの最大の見どころになるのでは ないかと思います。 ○関東学院大学 vs 日本大学 シーズン3試合目にして早くも日大に正念場が訪れます。この試合での戦いを糧に チーム建て直しのきっかけを掴むか、それともこのままチーム崩壊に向かうのか。 大東大戦での敗戦が尾を引いていないかどうかが気になります。とはいっても、そ の大東大戦もチームの歯車がかみ合っていれば違った結果になった可能性もあるよ うに見受けられました。まずはFWからBKへの繋ぎの部分を確実にすること。そ して、この試合こそはここまで元気が見られないNo.8のマフィレオの爆発に期待し たいところです。あとは改善が見られる組織DFがどれだけ通用するか。伸びしろ があるチームだけに、何とか踏みとどまってチーム状態を上げて欲しいと思います。 関東学院はこれまでのところ、大学日本一奪還に向けて着実にチームが仕上がって いるようです。ここまで2試合での失点はPG3本による9点のみで、まだトライ は許していません。おそらくこの試合も失点(少なくとも失トライ)をゼロに抑え ることが目標の一つになっているのではないかと思われます。また、大学選手権を 含めた今後の闘いを睨んで、あえて日大の強い部分のFWで勝負を挑んでくること も考えられます。さらには、関東学院はこの試合で新たなメンバーを起用してくる のかどうかにも注目したいと思います。 |
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○第4節の試合結果10月15日(日) ○東海大学 61 - 13 ●立正大学 熊谷ラグビー場 ○大東文化 29 - 27 ●中央大学 熊谷ラグビー場 ○法政大学 37 - 19 ●流通経済 秩父宮ラグビー場 ○関東学院 67 - 0 ●日本大学 三ツ沢球技場 |
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穏やかな晴天で絶好のラグビー日和に恵まれた15日の日曜日。リーグ戦第4節は熊 谷、秩父宮、三ツ沢の3会場で計4試合の熱戦が繰り広げられました。すべての試 合の組み合わせが2連勝中のチーム(前年度1位〜4位)対2連敗中のチーム(前 年度5位〜8位)という図式でしたが、波乱は起こらず、どの試合も前者が後者を 破る結果となりました。勝敗表の上からは、3連勝チームと3連敗チームがそれぞ れ4つずつと、各チームの戦績にくっきりと明暗が分かれてしまった格好です。 熊谷ラグビー場の第1試合では、東海大が15人が一体となった組織的で流れるよ うなランニングラグビーで立正大に付け入る隙を与えず圧勝。また、第2試合では FWのパワーに勝る大東大が終盤の中央大の猛追を振り切り、前節に引き続き僅か 2点差で辛くも勝利を収めました。シーズン当初から関東学院、法政とともに優勝 争いを演じることが期待されていた両校ですが、現段階では東海大の方が2歩くら い先行といった感じです。 第4節が終了した時点で、優勝争いは3連勝の4チーム(関東学院、法政、大東大、 東海大)に絞られる形となりました。また、当初は関東学院が頭一つ以上抜けてい ると思われたものの、東海大の仕上がりが素晴らしく、法政も急速に調子を上げて います。大東大は、出遅れ気味ではありますが元来リーグトップレベルの破壊力を 持っているチーム。上位グループでは関東学院包囲網が着実に形成されつつあるよ うに見えます。そして、下位グループのチーム間にもそれほど実力差はなさそうで す。大混戦にはならなくても、戦国リーグであることに変わりはありません。 |
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◎勝敗表(2006年10月15日現在) ----------------------------------------------------------------------------------------- チーム名 | 関 東 | 法 政 | 大 東 | 東 海 | 流 経 | 日 大 | 中 央 | 立 正 ----------------------------------------------------------------------------------------- 関東学院 | * | | | | | ○67- 0 | ○50- 0 | ○53- 9 ----------------------------------------------------------------------------------------- 法政大学 | | * | | | ○37-19 | | ○21-12 | ○37-19 ----------------------------------------------------------------------------------------- 大東文化 | | | * | | ○17-15 | ○31- 6 | ○29-27 | ----------------------------------------------------------------------------------------- 東海大学 | | | | * | ○47- 5 | ○45-21 | | ○61-13 ----------------------------------------------------------------------------------------- 流通経済 | | ●19-37 | ●15-17 | ● 5-47 | * | | | ----------------------------------------------------------------------------------------- 日本大学 | ● 0-67 | | ● 6-31 | ●21-45 | | * | | ----------------------------------------------------------------------------------------- 中央大学 | ● 0-50 | ●12-21 | ●27-29 | | | | * | ----------------------------------------------------------------------------------------- 立正大学 | ● 9-53 | ●19-37 | | ●13-61 | | | | * ----------------------------------------------------------------------------------------- ◎暫定順位 ----------------------------------------------------------------------------- 順位 大学名 試合 勝利 敗戦 分 勝点 得点 失点 得失点差 ----------------------------------------------------------------------------- 1位 関東学院 3 3 0 0 12 170 9 161 2位 東 海 3 3 0 0 12 153 39 114 3位 法 政 3 3 0 0 12 95 50 45 4位 大東文化 3 3 0 0 12 77 48 29 5位 中 央 3 0 3 0 3 39 100 ▲61 6位 流通経済 3 0 3 0 3 39 101 ▲62 7位 立 正 3 0 3 0 3 41 151 ▲110 8位 日 大 3 0 3 0 3 27 143 ▲116 ----------------------------------------------------------------------------- |
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○第5節の試合予定&みどころ10月22日(日) 関東学院 vs 流通経済 14:00 K.O. 秩父宮ラグビー場 開幕から1ヶ月が経過、と思ったらもう折り返し点です。今週と来週に分かれて行 われる第5節と第6節は各チームにとって今シーズンの4試合目。3連勝中のチー ムはここで敗れれば優勝戦線から1歩後退となり、逆に3連敗中のチームはここで 勝利を収めれば1歩前進、さらに上位グループ入りも視界に入ってきます。リーグ 戦グループでは5位と6位の間に大学選手権への路が開かれるかどうかという点で 大きな違いがあります。が、実は4位と5位の間にも、来シーズンの開幕を上位グ ループで迎えられるかどうかという点で、大きな違いがあると思います。まずは先 陣を切る形の流通経済大に奮闘に期待したいと思います。 ○関東学院大学 vs 流通経済大学 今年も順調なスタートを切った関東学院。今シーズンに限ったことではありません が、序盤戦では既にチームが出来上がっていて、あとは大学選手権を見据えながら チーム力をさらにアップさせていくことができることが関東学院の大きな強み。今 年のチームは例年にも増してFWとBKのバランスがよくなっているようにも感じ られますが、緒戦から1ヶ月でチームがどこまで進化しているかを観るのが楽しみ です。 流通経済大はここまで3連敗と苦しい戦いが続いています。やはり昨シーズンの課 題でもあったBKの決定力不足がなかなか解消されないように見受けられます。後 半戦の戦い(すなわち現在3連敗中のチーム同士によるリーグ戦)は、前半戦とは うって変わって、得点力の高いチームが勝ち残るサバイバルレースとなることも予 想されます。関東学院のディフェンスは堅く、ターンオーバーの危険もつきまとい ますが、この試合では、流通経済大がBKで勝負する場面が多く観られるのではな いかと期待してます。 |
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○第5節の試合結果10月22日(日) ○関東学院 29 - 3 ●流通経済 秩父宮ラグビー場 |
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関東学院はここまで3戦全勝。しかも対戦相手をすべてノートライに抑える完勝と あって、対照的に3戦全敗の流通経済大は苦しい戦いを強いられることが予想され ました。しかしながら、流通経済大は劣勢に立たされながらも、組織的かつ激しい ディフェンスで大健闘。アタックでも得意とするFWのドライビングモールを起点 に果敢にBKへ展開する積極的なラグビーを見せるなど、元気いっぱいの闘い振り で観客席を大いに沸かせました。最終的には関東学院のBKの決定力とFWのパワ ーの前に涙を飲む形となりましたが、今後の「爆発」への期待が高まります。 もちろん、この試合でも相手をノートライに抑えた関東学院の鉄壁の守備も見応え がありました。その直前に100点ゲームを観た後だけに余計にそう感じたのかも 知れませんが、「ラグビーの醍醐味はディフェンスにあり」を実感させてくれた試 合でもありました。当然のことながら、今後関東学院と対戦する3チームの偵察隊 もこの試合を克明に観戦したことと思います。既に流通経済大との対戦が終わって いて助かったという印象を抱いたかどうかはさておき、この戦いから大きな勇気を もらってそれぞれのチームに戻ったのではないかと思います。残念ながら勝敗の上 で明暗が分かれているここまでのリーグ戦の戦いですが、これから終盤にかけても 熱い戦いが続くことだけは間違いなさそうです。 |
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◎勝敗表(2006年10月22日現在) ----------------------------------------------------------------------------------------- チーム名 | 関 東 | 法 政 | 大 東 | 東 海 | 流 経 | 日 大 | 中 央 | 立 正 ----------------------------------------------------------------------------------------- 関東学院 | * | | | | ○29- 3 | ○67- 0 | ○50- 0 | ○53- 9 ----------------------------------------------------------------------------------------- 法政大学 | | * | | | ○37-19 | | ○21-12 | ○37-19 ----------------------------------------------------------------------------------------- 大東文化 | | | * | | ○17-15 | ○31- 6 | ○29-27 | ----------------------------------------------------------------------------------------- 東海大学 | | | | * | ○47- 5 | ○45-21 | | ○61-13 ----------------------------------------------------------------------------------------- 流通経済 | ● 3-29 | ●19-37 | ●15-17 | ● 5-47 | * | | | ----------------------------------------------------------------------------------------- 日本大学 | ● 0-67 | | ● 6-31 | ●21-45 | | * | | ----------------------------------------------------------------------------------------- 中央大学 | ● 0-50 | ●12-21 | ●27-29 | | | | * | ----------------------------------------------------------------------------------------- 立正大学 | ● 9-53 | ●19-37 | | ●13-61 | | | | * ----------------------------------------------------------------------------------------- ◎暫定順位 ----------------------------------------------------------------------------- 順位 大学名 試合 勝利 敗戦 分 勝点 得点 失点 得失点差 ----------------------------------------------------------------------------- 1位 関東学院 4 4 0 0 16 199 12 187 2位 東 海 3 3 0 0 12 153 39 114 3位 法 政 3 3 0 0 12 95 50 45 4位 大東文化 3 3 0 0 12 77 48 29 5位 流通経済 4 0 4 0 4 42 130 ▲88 6位 中 央 3 0 3 0 3 39 100 ▲61 7位 立 正 3 0 3 0 3 41 151 ▲110 8位 日 大 3 0 3 0 3 27 143 ▲116 ----------------------------------------------------------------------------- |
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○第6節の試合予定&みどころ10月28日(土) 東海大学 vs 中央大学 12:00 K.O. 秩父宮ラグビー場 10月29日(日) 法政大学 vs 日本大学 13:00 K.O. いわきグリーンフィールド 大東文化 vs 立正大学 14:00 K.O. 熊谷ラグビー場 ※いわきグリーンフィールドで開催予定だった法政大学対日本大学戦は、日本 大学が今シーズンの公式戦出場を辞退したため中止となりました。 各チームにとって折り返し点となる4戦目シリーズの第2弾。今度は一気に残り6 チームが登場します。戦国リーグとも呼ばれるこのグループですが、今シーズンは これまでのところ「波乱」は起きていません。星取り表も対角線から右上はすべて 白星が並び、逆に左下はすべて黒星が並ぶと言ったとてもきれいな状態。果たして、 このまま何事も起こらずに終盤戦に突入するのでしょうか? ここまでの各チームの闘い振りを観ていると、この「ラストチャンス」にそろそろ 「何か」が起こりそうな予感もします。それがどの試合になるのかはさておき、関 東学院が4連勝となった今、3連勝組はここで勝たないと優勝戦線から1歩後退と なってしまいます。逆に3連敗組はここで勝てば大学選手権出場から上位グループ 入りも見えてきます。すべてのチームにとって、今後の戦いを進めていく上でとて も重要となる4戦目。「やっぱり全試合を観たい!」という気持は高まりこそすれ、 衰えることはありません。 ○東海大学 vs 中央大学 ここまで順調な仕上がりを見せている東海大。今年のチームはBKに将来性を感じ させる楽しみな選手達が居ることもあり、今までともひと味違う魅力的なチームに なっていると思います。注目は走力と接点での強さを兼ね備えたFW第3列の3人。 次節(11/3)に関東学院戦を控えるだけに、この試合ではさらにコンビネーション を磨いてチーム力を上げていきたいところです。 関東学院には零敗を喫したものの、法政には9点差、大東大には(僅か)2点差で 敗れている中央大は、そろそろ「惜敗」の二文字に決別を図りたいところ。それが 可能かどうかは1にも2にもFWの頑張りにかかっていると思います。大東大戦を 観た感じでも、FWが接点で頑張らないことには、CTB有田の突破力やWTB長 友の決定力は活きないように思われます。繰り返しになりますが、1にも2にもF Wです。 ○法政大学 vs 日本大学 出遅れが心配された法政でしたが、急速に調子を上げているようです。夏に交代し た首脳陣がまず行ったことは、法政の持ち味を徹底して選手に思い出させることだ ったのかも知れません。伝統校の強みとも言えそうです。コンビネーションとゲー ム運び(ペース配分)にはまだ課題がありそうですが、頂上決戦までにはまだ時間 があります。この試合でも高速展開ラグビーが満開なら期待は一気に膨らみます。 なかなか調子が上がらない日大。ここまでの得点がリーグ戦グループ最小の27点 で、しかも2、3戦目はノートライに終わっているのが気になります。前節の関東 学院戦では(おそらく課題のFWとBKの繋ぎの部分の修正を目的としたと思われ る)メンバーの入れ替えがありました。相手は意外と相性がいい法政。混戦が予想 される後半戦に向けて、ひとつでも多くトライを取ることでチーム状態を上げてい きたいところです。 ○大東文化大学 vs 立正大学 大東大は3連勝で成績の上からは順調に見えますが、今一歩ピリッとしない戦いが 続いています。日大戦は後半に爆発して快勝したものの、流通経済大と中央大には 僅か2点差の勝利。少しずつですが負傷者が出ていることも気になります。先行す る関東学院、そしてそれを追う東海大と法政も順調なことを考えれば、後半戦に向 けてそろそろチームを仕上げていきたいところ。相手は3連敗の立正大といえども 油断大敵です。 関東学院、法政、東海大を相手になかなか自分たちのラグビーをさせてもらえなか った立正大ですが、そろそろ元気な姿を見せたいところ。また、その可能性も高い と思います。前節の東海大戦では前半こそ圧倒されたものの、後半にはBKへのオ ープン展開など積極的なアタックを見せていました。ここで一気にブレイクか?の 予感もあります。今度こそ、地元熊谷のファンが(大東大に負けじと)熱くなるよ うな試合を期待したいと思います。 |
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○第6節の試合結果10月28日(土) ○東海大学 50 - 9 ●中央大学 秩父宮ラグビー場 10月29日(日) ○大東文化 34 - 22 ●立正大学 熊谷ラグビー場 法政大学 (中 止) 日本大学 いわきグリーンフィールド |
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プレビューで「そろそろ波乱の匂いが...」と書いた第6節でしたが、想定外の 波乱がグランドの外で起きてしまいました。日本大学が不祥事により今シーズンの 公式戦出場を辞退したことで、今後のリーグ戦は1チームを欠いた状態で続けられ ることになります。優勝争いなど、今後の展開に大きな影響を与えることにはなり ませんが、リーグ戦グループのファンにとってはぽっかりと大きな穴が開いたよう な状態で本当に残念です。 そんな中でも、秩父宮と熊谷では熱戦が繰り広げられました。東海大は中央大の抵 抗に苦しめられながらも圧勝を収め順調な仕上がり状態を強くアピールしました。 逆に大東大はなかなか調子が出ない中でも粘る立正大を振り切り勝利。両チームと もこれで4連勝となり、次節からはこれら2チームに関東学院と法政が加わった優 勝決定リーグが始まります。大学選手権枠1つを争う形となる残り3チームの争い も熾烈なものとなるに違いありません。ここで最下位になれば、待っているのは入 替戦で、正に「天国と地獄」。最後まで気が抜けない戦いはここからが始まりです。 |
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◎勝敗表(2005年10月29日現在) ----------------------------------------------------------------------------------------- チーム名 | 関 東 | 法 政 | 大 東 | 東 海 | 流 経 | 日 大 | 中 央 | 立 正 ----------------------------------------------------------------------------------------- 関東学院 | * | | | | ○29- 3 | ○67- 0 | ○50- 0 | ○53- 9 ----------------------------------------------------------------------------------------- 法政大学 | | * | | | ○37-19 | ○ - | ○21-12 | ○37-19 ----------------------------------------------------------------------------------------- 大東文化 | | | * | | ○17-15 | ○31- 6 | ○29-27 | ○34-22 ----------------------------------------------------------------------------------------- 東海大学 | | | | * | ○47- 5 | ○45-21 | ○50- 9 | ○61-13 ----------------------------------------------------------------------------------------- 流通経済 | ● 3-29 | ●19-37 | ●15-17 | ● 5-47 | * | | | ----------------------------------------------------------------------------------------- 日本大学 | ● 0-67 | ● - | ● 6-31 | ●21-45 | | * | | ----------------------------------------------------------------------------------------- 中央大学 | ● 0-50 | ●12-21 | ●27-29 | ● 9-50 | | | * | ----------------------------------------------------------------------------------------- 立正大学 | ● 9-53 | ●19-37 | ●22-34 | ●13-61 | | | | * ----------------------------------------------------------------------------------------- ◎暫定順位 ----------------------------------------------------------------------------- 順位 大学名 試合 勝利 敗戦 分 勝点 得点 失点 得失点差 ----------------------------------------------------------------------------- 1位 関東学院 4 4 0 0 16 199 12 187 2位 東 海 4 4 0 0 16 203 48 155 3位 法 政 4 4 0 0 16 95 50 45 4位 大東文化 4 4 0 0 16 111 70 41 5位 流通経済 4 0 4 0 4 42 130 ▲88 6位 中 央 4 0 4 0 4 48 150 ▲102 7位 立 正 4 0 4 0 4 63 185 ▲122 8位 日 大 4 0 4 0 3 27 143 ▲116 ----------------------------------------------------------------------------- |
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○第7節の試合予定&みどころ11月 3日(祝) 関東学院 vs 東海大学 14:00 K.O. 秩父宮ラグビー場 11月 5日(日) 法政大学 vs 大東文化 12:00 K.O. 秩父宮ラグビー場 流通経済 vs 立正大学 14:00 K.O. 熊谷ラグビー場 ※11月4日に開催予定だった日本大学対中央大学戦は、日本大学が今シーズン の公式戦出場を辞退したため中止となりました。 いよいよ終盤戦。4戦全勝チーム同士の激突となる「優勝校決定リーグ」と4戦全 敗チーム同士の争いとなる「大学選手権出場校決定リーグ」(実は、入替戦回避に 向けてのサバイバルリーグでもある)の2つのリーグ戦が同時進行で始まります。 上位4チームと下位3チームで状況はちょっと違いますが、負けられないことは同 じ。今週末も胸ワクワクです。 ○関東学院大学 vs 東海大学 とてもとても楽しみな対戦。ここまで順調な仕上がりを見せている東海大だけに、 期待は否が応でも高まります。今シーズンの東海大のラグビーは、速くてシンプル で力強い見応えのあるものになっています。整った組織の中で筋肉の鎧を纏った戦 士たちが個々の強さを活かしながらひたすら前に出る、といった感じでしょうか。 関東学院を前にして、このまま「ストレート・アヘッド」に戦い続けるのか、それ とも「サムシング・スペシャル」があるのかが興味深いところ。ですが、できれば このままのスタイルで戦い抜いて欲しいと思います。試合巧者を相手にしてミスは 禁物。多少スピードはセーブしても、あくまでもシンプルに力強く!です。 といった感じで東海大への期待は大きいのですが、頭の中で両チームの戦いをシミ ュレートしてみると...。どうしても、FWのパワーとBKの巧さがある関東学 院の方がやや優位という結果が出てしまいます。関東学院の戦術として考えられる のは徹底したFW勝負。相手の陣形が乱れたところで決定力のあるBKで勝負する というのが一つのシナリオです。ディフェンスでは強力なプレッシャーをかけて相 手のミスを誘い、鋭い切り返しからの継続で取る。相手が強ければ強いほど力を発 揮するのが関東学院の持ち味だと思いますが、果たしてこの試合もそうなるのかど うか。昨年度の雪辱を果たしたい関東学院の意地に注目です。 ○法政大学 vs 大東文化大学 昨シーズンはインジュリータイムに法政が逆転トライを挙げて1点差の勝利。法政 が昨シーズン苦戦続きだったことを考えれば、今度は(ここまで4連勝ながら今一 歩調子の出ていない)大東大の方にチャンス?でしょうか。それはさておき、法政 の速いペースに巻き込まれたくない大東大は大型FW中心で戦いを進めることが予 想されます。もちろん中心はエモシ。ただ、できればエモシがトップバッターでは なくて2番手、3番手で出てくる方がより効果的です。立正大戦で見せた奔放にボ ールを繋ぐアタックも、法政にディフェンスの的を絞らせないという意味で有効か も知れません。もちろん、FW中心ならばラインアウトの修正は鍵になります。 法政は日大戦が中止となってしまったことの影響が気になります。夏の首脳陣交代 から急速にチーム状態を上げているところで、3週間ブランクができてしまったこ とがどのように作用するか。法政の場合は大東大とは逆にどんどんBKにワイドに 展開して大東大のディフェンスを振り切ってしまうというのが戦術の一つとして考 えられます。法政のFWはサイズはなくても強さを持っているので、セットプレー から確実にボールが出せればBK勝負は十分に可能。ただ、法政が気をつけなけれ ばならないのは速さを意識するあまりのパスミスだと思います。大東大も相手ミス からの切り返しが得意なチームであることを忘れてはいけません。 ○流通経済 vs 立正大学 前々節の関東学院戦での健闘で、流通経済大もいよいよチームが仕上がってきまし た。ここまで4連敗ながらもチームのムードは明るく、大学選手権に向けてこの試 合では序盤から一気にスパートをかけてくる可能性があります。注目したい選手は 関東学院戦での好タックルで自信を掴み、ブレイクしつつあるWTBの仲程。No.8 フィフィタのパワー、そしてアンダーソンの巧みなゲームメイクにFB森谷の突破 力が絡み、仲程の走力が活きるような展開になれば流通経済大の爆発も起こりえる のではないかと思います。 立正大は4戦目(大東大戦)でようやく積極的なアタックが見られるようになって きましたが、「まだまだ暴れることができるはず。」という印象が拭えません。少 なくとも「これが立正大の目指すラグビー」というものがなかなか見えてきません。 ここへ来て、対戦相手がチームが出来上がりつつある流通経済大と(果てしなき) チャレンジが続く形となりますが、後が無いのはどちらも同じ。おそらく流通経済 大は最初からフルパワーで向かってきます。勝機を掴むためには、それに負けない、 いやそれを上回る闘志を見せることが必要になると思われます。 |
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○第7節の試合結果11月 3日(祝) ○関東学院 43 - 7 ●東海大学 秩父宮ラグビー場 11月 4日(土) 日本大学 (中 止) 中央大学 日大稲城グランド 11月 5日(日) ○法政大学 47 - 34 ●大東文化 秩父宮ラグビー場 ○流通経済 31 - 19 ●立正大学 熊谷ラグビー場 |
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4戦全勝チーム同士の対決となった「優勝決定リーグ」の第1ラウンドでは、関東 学院と法政がそれぞれ東海大と大東文化大に勝利し、優勝に一歩近づきました。た だ、東海大に圧勝した関東学院の充実ぶりに比べると、大東大FWの圧力に苦しめ られながらも乱戦を制した形の法政には課題が残されているようです。また、熊谷 で行われた「大学選手権出場校決定リーグ」の第1ラウンドは、後半の38分まで 19−19の同点で最後まで勝敗の行方が分からない大接戦となりました。最後は 流通経済大が「先輩」の意地を見せた形で勝利を収めましたが、立正大の健闘が光 りました。明暗が分かれつつありますが、各チームのサバイバルに向けての戦いは これからが本番です。 |
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◎勝敗表(2006年11月 5日現在) ----------------------------------------------------------------------------------------- チーム名 | 関 東 | 法 政 | 大 東 | 東 海 | 流 経 | 日 大 | 中 央 | 立 正 ----------------------------------------------------------------------------------------- 関東学院 | * | | | ○43- 7 | ○29- 3 | ○67- 0 | ○50- 0 | ○53- 9 ----------------------------------------------------------------------------------------- 法政大学 | | * | ○47-34 | | ○37-19 | ○ - | ○21-12 | ○37-19 ----------------------------------------------------------------------------------------- 大東文化 | | ●34-47 | * | | ○17-15 | ○31- 6 | ○29-27 | ○34-22 ----------------------------------------------------------------------------------------- 東海大学 | ● 7-43 | | | * | ○47- 5 | ○45-21 | ○50- 9 | ○61-13 ----------------------------------------------------------------------------------------- 流通経済 | ● 3-29 | ●19-37 | ●15-17 | ● 5-47 | * | | | ○31-19 ----------------------------------------------------------------------------------------- 日本大学 | ● 0-67 | ● - | ● 6-31 | ●21-45 | | * | ● - | ----------------------------------------------------------------------------------------- 中央大学 | ● 0-50 | ●12-21 | ●27-29 | ● 9-50 | | ○ - | * | ----------------------------------------------------------------------------------------- 立正大学 | ● 9-53 | ●19-37 | ●22-34 | ●13-61 | ●19-31 | | | * ----------------------------------------------------------------------------------------- ◎暫定順位 ----------------------------------------------------------------------------- 順位 大学名 試合 勝利 敗戦 分 勝点 得点 失点 得失点差 ----------------------------------------------------------------------------- 1位 関東学院 5 5 0 0 20 242 19 223 2位 法 政 5 5 0 0 20 142 84 58 3位 東 海 5 4 1 0 17 210 91 119 4位 大東文化 5 4 1 0 17 145 117 28 5位 流通経済 5 1 4 0 8 73 149 ▲76 6位 中 央 5 1 4 0 8 48 150 ▲102 7位 立 正 5 0 5 0 5 82 216 ▲134 8位 日 大 5 0 5 0 3 27 143 ▲116 ----------------------------------------------------------------------------- |
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○第8節の試合予定&みどころ11月11日(土) 日本大学 vs 立正大学 (中 止) 関東学院 vs 大東文化 14:00 K.O. 秩父宮ラグビー場 11月12日(日) 法政大学 vs 東海大学 13:00 K.O. 高崎浜川陸上競技場 第8節は「優勝決定シリーズ」の第2ラウンド。第1ラウンドを制した関東学院と 法政が連勝して、今年も最終節で両者の全勝対決となるのか。あるいは、大東大と 東海大が意地を見せて混戦に持ち込むのか。終盤戦に向けてのデッドヒートに期待 が高まります。 ○関東学院大学 vs 大東文化大学 大東大は負傷者が増えていることもあり、なかなかチーム状態が上がってきません。 本来はタテとヨコに大きくボールを動かすのが大東大の目指すラグビーだと思いま すが、「ヨコ」の部分がうまく機能しないことが得点力が上がってこない原因のよ うに思われます。TV放送の解説者から指摘があったように、勝利を掴むためには 「できるだけ長い時間攻撃を続けること」が求められます。 東海大に予想以上の圧勝を収めた関東学院はこの試合も優位に試合を進めることが 予想されます。東海大戦では個人技(とくにBK)が光った関東学院ですが、そろ そろ大学選手権に向けて「組織」に磨きをかけ始めたいところ。大東大の大型選手 に対抗する形でFW戦を挑み、相手の陣形を崩したところでBKに展開するという のが考えられる一つのシナリオです。 ○法政大学 vs 東海大学 連敗は避けたい東海大にとって、多少スピードは落ちても「法政のテンポで試合を しないこと」が勝機を掴むポイントになるのではないかと思われます。関東学院に 劣らないタレント揃いのBKを自由に走らせる展開になると大量失点も覚悟しなけ ればなりません。アタックではFW第3列とBKの連携による継続、ディフェンス では法政の個人突破を確実に止めるタックル、がそれぞれ出来るかに注目したいと 思います。 法政は大東大に勝利を収めたものの、チームとしての仕上がってくるのはこれから のように思われます。相手が展開の速い東海大ですが、スピードでさらに上回って 東海大のディフェンス陣を振り回したいところ。ただ、プレーを急ぐあまりミスを 連発することは避ける必要があります。また、ディフェンスではNo.8豊田を中心と したFW第3列のアタックをしっかり止めることがポイントになりそうです。 |
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○第8節の試合結果11月11日(土) 日本大学 (中 止) 立正大学 秩父宮ラグビー場 ○関東学院 33 - 15 ●大東文化 秩父宮ラグビー場 11月12日(日) ●法政大学 16 - 34 ○東海大学 高崎浜川陸上競技場 |
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秩父宮で行われた関東学院対大東大戦では、関東学院が大東大の大型FWの圧力に 苦しみながらも勝利を収め6連勝。2敗目を喫した大東大は残念ながら優勝戦線か ら離脱しました。また、高崎で行われた法政対東海大戦では東海大が勝利を収め、 両チームが5勝1敗で並びました。この結果、関東学院がリーグ2連覇に向けて1 歩前進した形となりました。しかしながら、3竦みの可能性が2通り(1〜3位が 6勝1敗で並ぶ、または2〜4位が5勝2敗で並ぶ)残されており、優勝争いも含 めて順位争いは予断を許さない展開であることに変わりありません。各チームのラ ストファイトへの期待が高まります。 |
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◎勝敗表(2006年11月12日現在) ----------------------------------------------------------------------------------------- チーム名 | 関 東 | 法 政 | 大 東 | 東 海 | 流 経 | 日 大 | 中 央 | 立 正 ----------------------------------------------------------------------------------------- 関東学院 | * | ●29-35 | ○33-15 | ○43- 7 | ○29- 3 | ○67- 0 | ○50- 0 | ○53- 9 ----------------------------------------------------------------------------------------- 法政大学 | ○35-29 | * | ○47-34 | ●16-34 | ○37-19 | ○ - | ○21-12 | ○37-19 ----------------------------------------------------------------------------------------- 大東文化 | ●15-33 | ●47-34 | * | ● 7-26 | ○17-15 | ○31- 6 | ○29-27 | ○34-22 ----------------------------------------------------------------------------------------- 東海大学 | ● 7-43 | ○34-16 | ○26- 7 | * | ○47- 5 | ○45-21 | ○50- 9 | ○61-13 ----------------------------------------------------------------------------------------- 流通経済 | ● 3-29 | ●19-37 | ●15-17 | ● 5-47 | * | | | ○31-19 ----------------------------------------------------------------------------------------- 日本大学 | ● 0-67 | ● - | ● 6-31 | ●21-45 | | * | ● - | ● - ----------------------------------------------------------------------------------------- 中央大学 | ● 0-50 | ●12-21 | ●27-29 | ● 9-50 | | ○ - | * | ----------------------------------------------------------------------------------------- 立正大学 | ● 9-53 | ●19-37 | ●22-34 | ●13-61 | ●19-31 | ○ - | | * ----------------------------------------------------------------------------------------- ◎暫定順位 ----------------------------------------------------------------------------- 順位 大学名 試合 勝利 敗戦 分 勝点 得点 失点 得失点差 ----------------------------------------------------------------------------- 1位 関東学院 6 6 0 0 24 275 34 241 2位 東 海 6 5 1 0 21 244 107 137 3位 法 政 6 5 1 0 21 158 118 40 4位 大東文化 6 4 2 0 18 160 150 10 5位 立 正 6 1 5 0 9 82 216 ▲134 6位 流通経済 5 1 4 0 8 73 149 ▲76 7位 中 央 5 1 4 0 8 48 150 ▲102 8位 日 大 6 0 6 0 3 27 143 ▲116 ----------------------------------------------------------------------------- |
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○第9節の試合予定&みどころ11月19日(日) 流通経済大学 vs 中央大学 14:00 K.O. 熊谷ラグビー場 熱闘リーグ戦も残すところあと2週間あまり。第9節はサバイバルシリーズの第2 ラウンドとなる流通経済大対中央大が行われます。すでにこのシリーズでは1勝を 挙げている流通経済大は連勝して大学選手権への出場切符を掴みたいところ。また、 逆に中央大はこの試合で勝利して最終戦の立正大戦に望みを繋ぎたいところ。両チ ームとも終盤に向けてチーム状態を上げてきているだけに、サバイバル戦に相応し い激しい戦いとなることが期待されます。 ○流通経済大学 vs 中央大学 第7節で追いすがる立正大を振り切り、大学選手権に近づいた流通経済大ですが、 この試合も厳しい戦いとなることが予想されます。負けることは許されない流通経 済大としては、まずはオープン展開を封印して、なるべくFWに近いところで戦う ことが一つの戦術と考えられます。ディフェンスではキーマンの有田をしっかり止 めて、決定力のある長友に良いボールが繋がらないようにすることがポイント。最 終的に勝利の鍵を握るのは精神面のタフネス(がどのくらいあるか)のような気が します。 中央大は前節の日大戦が中止になった関係でちょっと試合間隔が開いたのが気にな ります。もちろん負けられないのは中央大も同じで、ここで勝利を収めることがで きれば大学選手権出場に向けて「逆王手」をかけることができます。中央大は流通 経済大とは逆に、オープンに展開してWTBで勝負をかけるのが基本戦術になるの ではないかと思われます。敗れはしましたが、東海大戦で継続のいい形が出来てい ました。流通経済大のまとまりのいいFWに対抗するには、中央大FWにもまとま りが必要、ということでFWがどこまで頑張れるかが勝敗の鍵を握りそうです。 |
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○第9節の試合結果11月19日(日) ○流通経済 20 - 16 ●中央大学 熊谷ラグビー場 |
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サバイバルシリーズの第2ラウンドは流通経済大がインジュリータイムに劇的な逆 転トライを決めて勝利を収め、5位を確定させるとともに大学選手権出場も決めま した。最後の最後に逆転を許した中央大は、残念ながら最終戦で入替戦回避に向け ての生き残りをかけ、立正大と戦うことになります。次節はいよいよリーグ最終戦。 この試合のような激しくてドラマチックな展開はまだまだ続きます。 |
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◎勝敗表(2006年11月19日現在) ----------------------------------------------------------------------------------------- チーム名 | 関 東 | 法 政 | 大 東 | 東 海 | 流 経 | 日 大 | 中 央 | 立 正 ----------------------------------------------------------------------------------------- 関東学院 | * | | ○33-15 | ○43- 7 | ○29- 3 | ○67- 0 | ○50- 0 | ○53- 9 ----------------------------------------------------------------------------------------- 法政大学 | | * | ○47-34 | ●16-34 | ○37-19 | ○ - | ○21-12 | ○37-19 ----------------------------------------------------------------------------------------- 大東文化 | ●15-33 | ●47-34 | * | | ○17-15 | ○31- 6 | ○29-27 | ○34-22 ----------------------------------------------------------------------------------------- 東海大学 | ● 7-43 | ○34-16 | | * | ○47- 5 | ○45-21 | ○50- 9 | ○61-13 ----------------------------------------------------------------------------------------- 流通経済 | ● 3-29 | ●19-37 | ●15-17 | ● 5-47 | * | | ○20-16 | ○31-19 ----------------------------------------------------------------------------------------- 日本大学 | ● 0-67 | ● - | ● 6-31 | ●21-45 | | * | ● - | ● - ----------------------------------------------------------------------------------------- 中央大学 | ● 0-50 | ●12-21 | ●27-29 | ● 9-50 | ●16-20 | ○ - | * | ----------------------------------------------------------------------------------------- 立正大学 | ● 9-53 | ●19-37 | ●22-34 | ●13-61 | ●19-31 | ○ - | | * ----------------------------------------------------------------------------------------- ◎暫定順位 ----------------------------------------------------------------------------- 順位 大学名 試合 勝利 敗戦 分 勝点 得点 失点 得失点差 ----------------------------------------------------------------------------- 1位 関東学院 6 6 0 0 24 275 34 241 2位 東 海 6 5 1 0 21 244 107 137 3位 法 政 6 5 1 0 21 158 118 40 4位 大東文化 6 4 2 0 18 160 150 10 5位 流通経済 6 2 4 0 12 93 165 ▲72 6位 中 央 6 1 5 0 9 64 170 ▲106 7位 立 正 6 1 5 0 9 82 216 ▲134 8位 日 大 6 0 6 0 3 27 143 ▲116 ----------------------------------------------------------------------------- |
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○第10節の試合予定&みどころ11月25日(土) 大東文化 vs 東海大学 12:00 K.O. 江戸川区陸上競技場 関東学院 vs 法政大学 14:00 K.O. 秩父宮ラグビー場 11月26日(日) 中央大学 vs 立正大学 12:00 K.O. 八王子上柚木陸上競技場 日本大学 vs 流通経済 (中 止) 熱闘リーグ戦も最終ラウンドとなりました。25日には上位グループの2試合が 行われ1位から4位までが確定します。関東学院が優勝に一歩近づいている状況 ではありますが、各チームとも(とりあえず順位のことは忘れて)持てる力を存 分に発揮して戦って欲しいと思います。また、最終日の26日には中央大と立正 大が入替戦回避をかけて戦います。リーグ戦の最後を飾るに相応しい、各チーム のラストファイトに期待です。 ○大東文化大学 vs 東海大学 大型のFWを中心として奔放にボールを繋いでくる大東大は、組織的に戦うこと を信条とする東海大にとって戦いにくい相手かも知れません。大東大のアタック が「スクランブル状態」となった場合でも「組織」を崩すことなく対応できるか どうかが勝機を掴むポイントになりそうです。アタックの局面ではBKとFWが 連携して流れるような継続ラグビーが見られるかに期待したいと思います。 大東大はこの試合もエモシを軸としたFWを前面に出して戦いを挑んでくること が予想されますが、本来は大東大もBKに大きく展開したいはず。そこに持ち味 の自由奔放にボールを繋ぐスタイルが組み合わされば大東大の破壊力は確実に増 すものと思われます。大学選手権に向けて、攻撃の局面でのBKラインのコンビ ネーションがどのくらい整備されてきているか?に期待です。 ○関東学院大学 vs 法政大学 東海大に敗れ、「ファイナリスト」(最終戦で関東学院と優勝争いをするという 意味)の地位に黄色ランプが灯った法政ですが、ここは意地を見せたいところ。 法政の持ち前である「高速展開」と「突き刺さるタックル」が徹底できれば、盤 石に見える関東学院が相手でも勝機を掴むことは可能と思われます。FWがパワ ーではなくて機動力で勝負する形になれば面白い展開となるはずです。 関東学院はここまで順調に勝ち星を重ねてきているものの、例年に比べると圧倒 的な強さを見せつけるまでに至っていないように感じます。BKの得点能力の高 さに比べると、FWが今一歩爆発できていないように見えるのがその原因かも知 れません。大学選手権でFWが強いチームと対戦した場合のことを考えて、この 試合はFW戦のウェートを高めた戦いを挑んでくるかも知れません。 ○中央大学 vs 立正大学 入替戦回避に向けてあとが無くなったチーム同士の対戦。とくに中央大は前節ほ とんど勝利を掴みかけていただけに、ショックは大きかったものと思われます。 ここはしっかりメンタル面での立て直しを図り、中央大の底力を見せたいところ。 そのためにも、まずはFWがセットスクラムで崩されないように踏ん張ることが 必要。攻撃力で上回るBK陣に活きたボールを供給できるかがポイントです。 立正大は逆にFWのセットプレーで中央大を崩したいところ。FWではミロとイ シレリの強さ、BKではFB小玉の突破力がそれぞれ活きる形が出てきているた め、FW戦で優位に立つことができれば得点力は確実に上がるはずです。それに も増して、立正大に期待したいのは最初から積極的に攻める続けること。思う存 分暴れて有終の美を飾って欲しいと思います。 |
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○第10節の試合結果11月25日(土) ●大東文化 7 - 26 ○東海大学 江戸川区陸上競技場 ●関東学院 29 - 35 ○法政大学 秩父宮ラグビー場 11月26日(日) ○中央大学 33 - 10 ●立正大学 八王子上柚木陸上競技場 日本大学 (中 止) 流通経済 |
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最終節は法政、東海大、中央大がそれぞれ勝利を収め有終の美を飾りました。こ の結果、関東学院、法政、東海大の3チームが6勝1敗で並びましたが、当該チ ーム同士の対戦における得失点差により関東学院の優勝、法政の2位、東海大の 3位がそれぞれ決まりました。東海大に敗れた大東大は4位となり、中央大の6 位と立正大の7位も決まりました。公式戦の出場を辞退した日大は2部に降格と なり、立正大は1部残留をかけて12月10日に2部リーグ2位の埼玉工大と入 替戦を戦うことになります。 25日は江戸川で東海大の勝利を見届けた後、その足で秩父宮に向かいました。 競技場に着いたのはちょうど法政の最初のトライが決まった頃。チケット売り場 からバックスタンドの入り口に向かう途中に大歓声が聞こえました。前半終了間 際の関東学院の鮮やかなトライを見て、正直なところ、やはり今年も関東か!と 思いました。しかしながら、後半に(おそらく法政ファンも予測できなかった?) あのようなドラマチックな展開が待っていたとは。26日の中央大も今シーズン の鬱憤を晴らすかのような素晴らしい戦いを見せてくれました。法政と中央大の ラストファイトから、ラグビーにとってもっとも大切なもの(15人で力を合わ せてひたむきに前を目指す闘争心)を改めて教えてもらったような気がします。 ちょうど2ヶ月間続いた続いた今シーズンの「熱闘リーグ戦」もひとまず終了で す。もっともっと選手達のリーグ戦での活躍を見たいと思いつつも、今年も楽し い時間を過ごさせてくださった関係者のみなさんに感謝あるのみです。 |
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◎勝敗表(2006年11月26日確定) ----------------------------------------------------------------------------------------- チーム名 | 関 東 | 法 政 | 大 東 | 東 海 | 流 経 | 日 大 | 中 央 | 立 正 ----------------------------------------------------------------------------------------- 関東学院 | * | ●29-35 | ○33-15 | ○43- 7 | ○29- 3 | ○67- 0 | ○50- 0 | ○53- 9 ----------------------------------------------------------------------------------------- 法政大学 | ○35-29 | * | ○47-34 | ●16-34 | ○37-19 | ○ - | ○21-12 | ○37-19 ----------------------------------------------------------------------------------------- 大東文化 | ●15-33 | ●34-47 | * | | ○17-15 | ○31- 6 | ○29-27 | ○34-22 ----------------------------------------------------------------------------------------- 東海大学 | ● 7-43 | ○34-16 | | * | ○47- 5 | ○45-21 | ○50- 9 | ○61-13 ----------------------------------------------------------------------------------------- 流通経済 | ● 3-29 | ●19-37 | ●15-17 | ● 5-47 | * | ○ - | ○20-16 | ○31-19 ----------------------------------------------------------------------------------------- 日本大学 | ● 0-67 | ● - | ● 6-31 | ●21-45 | ● - | * | ● - | ● - ----------------------------------------------------------------------------------------- 中央大学 | ● 0-50 | ●12-21 | ●27-29 | ● 9-50 | ●16-20 | ○ - | * | ○33-10 ----------------------------------------------------------------------------------------- 立正大学 | ● 9-53 | ●19-37 | ●22-34 | ●13-61 | ●19-31 | ○ - | ●10-33 | * ----------------------------------------------------------------------------------------- ◎確定順位 ----------------------------------------------------------------------------- 順位 大学名 試合 勝利 敗戦 分 勝点 得点 失点 得失点差 ----------------------------------------------------------------------------- 1位 関東学院 7 6 1 0 25 304 69 235 2位 法 政 7 6 1 0 25 193 147 46 3位 東 海 7 6 1 0 25 270 114 156 4位 大東文化 7 4 3 0 19 167 176 ▲9 5位 流通経済 7 3 4 0 16 93 165 ▲72 6位 中 央 7 2 5 0 13 97 180 ▲83 7位 立 正 7 1 6 0 10 92 249 ▲157 8位 日 大 7 0 7 0 3 27 143 ▲116 ----------------------------------------------------------------------------- ※勝ち点が並んだ1位〜3位の順位は、当該チーム間の得失点差により決定 |
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○1部−2部入替戦の結果12月 9日(土) ○立正大学 29 - 15 ●埼玉工業大学 熊谷ラグビー場 (1部7位) (2部2位) |
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あいにくの雨模様の中、熊谷ラグビー場で行われた入替戦は今年も熱戦となりま した。立正大がFWのパワープレーで5トライを挙げて埼玉工大を圧倒し1部残 留を決定(前半は17−0)。得点の上では立正大が貫禄を示した形ですが、埼 玉工大もFBクリスチャンを軸にテンポ良くボールを繋ぐ継続ラグビーで後半に 3トライを奪う大健闘を見せました。勝つことが何よりも大切な入替戦ですが、 ラグビーの内容(とくにアタック面)はむしろ埼玉工大の方が上回っているよう に見えました。昨シーズンも同じことを感じましたが、2部リーグの上位校も侮 りがたい実力を持っていることがよく分かった一戦でした。 本日の入替戦をもってリーグ戦の2006シーズンもひとまず終了。日大の公式 戦出場辞退により1部昇格を決めた(リフレッシュされた)拓殖大を加えて来シ ーズンに向けての新たな戦いが始まります。が、まずは大学選手権出場を決めて いる5校の健闘に期待したいと思います。 |
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