音楽ゆかりの地をゆく



♪ メトロポリタン・オペラ
MET(メト)の愛称で親しまれまれている世界屈指のオペラハウスを、遂に訪れた。
ミラノ・スカラ座.パリ・オペラ座.ウィ−ン国立歌劇場.そしてメトロポリタン..
順位はつけられないが、私は、世界四大オペラハウスと思っている。劇場の大きさだけでもなく、歴史の長さだけでも入れられず、歌手陣、平均した演目等のト−タルで4本の指に入れたのだ。(ドイツやロシアにも歴史のあるオペラハウスがあるが、自国の作品に偏っていると思う) オペラの歴史からして、長い間、ヨ−ロッパが主導権をとってきたが、大国アメリカの財力を持って、一流歌手を集め高い水準を維持している。
引越公演は観たが、やはり、この劇場に入ってみたかった。オ−プンは1883年だが、現在の建物は1966年、リンカ−ン・センタ−内に建設されたものである。
ヨ−ロッパ各地で出会った、古典的な馬蹄形のハウスではなく、外見はシンプルでモダンな建物...しかし、超豪華なステ−ジや、贅を尽くした演出、衣裳にはため息!
座席数3788(日本には5000席というホ−ルもできており、決して収容数は多くはない)で、広々とゆったりしている。やっぱりアメリカ..ヨ−ロッパとは確かに違うが、威厳も備えているのだ。
10月後半から、11月中旬までは

「セビリアの理髪師」「ラ.ボエ−ム」「ラ.トラビア−タ」(椿姫)

馴染みの演目ばかりで、看板の前に立っただけで、ウキウキ、ドキドキ..
私のイタリアオペラに対する思いは、それくらい熱いのだ!
中でも、大好きなプッチ−ニの「ボエ−ム」..近年は、競って、斬新な演出をし話題作りをしている中、正当派の演出で、時代背景も自然で、プッチニのイメ−ジした、当時のパリらしいのでホッとした。(パンフレットには、パバロッティの写真が載っているが、出演していないのが、残念..というかくやしい!)
                            −2003.11.3の思い出−

             
    −ラ・ボエーム看板前−               −チケット窓口前− 

*音楽グッズ大好き人間のために!!

メトロポリタンオペラ・ショップには、他のオペラハウスには無いものが、色々あります。
私は、欲しいものだらけで興奮しました。
オペラの作曲家をデフォルメした面白いイラストカ−ド.作曲家や演奏家の指人形
オペラキャストの指人形セット(私は「カルメン」セットを購入しました。主な登場人物と、牛までいます)..まだまだ、お金があれば、いいものがありますが...。
歌手のブロマイドやCDを売っている程度が多いのですが、アメリカ人は、堅い存在のオペラをユ−モアを持って表現し、身近な存在にしているようでした。
そのセンスは否定したくないと思いました。
とにかく、楽しいショップです。オペラを観るチャンスが無くても立ち寄ってみて下さい。街中には無い、個性的なお土産をみつけられるかも!                   

                  
プッチーニ           ヴェルディ          ワーグナー       モーツァルト
 

   
カルメンキャスト                   作曲家達