ソット・ヴォーチェ



民族舞踊団シャリシャン来日!@
 2003年.春、スロバキアの民族舞踊団シャリシャンが来日しました。
2001年.秋、私はスロバキアのプレショフという都市に行き、大学の音楽科で 日本の歌を紹介することになりました。
そこでは、温かい教授達と真面目な学生達と交流ができ、私の音楽人生に素敵なペ−ジを加えることができました。
シャリシャンは本拠地をプレショフに置く、スロバキアが誇る民族舞踊団です。
むこうでは、その団長さんやバンドマスタ−も紹介して頂き、楽しい時を過ごすことが できました。
お世話になった教授と共に、この方達が来日するという報を受け、私は飛び上がるほど、喜びました。今度は私が、お返ししなくては!と思いました。
舞踊団と聞くと、フォ−クダンスの類を想像するでしょうが、ミュ−ジカル仕立てで、歌も踊りも、スト−リ−も素晴らしいので、日本各地での公演は大好評でした。
 私は仕事があったので、関東でのオ−プニング公演を応援に行き、しばらくは、メ−ルで、各地の成功の様子を知らせてもらっていました。そして、最終公演が奈良ということで、団員達に同行させてもらいました。
 かしはら万葉ホ−ルでのリハ−サルから見せて頂き、度重なる公演で、余裕たっぷりになっていた舞台にはワクワクしました。
何より、日本最後の公演ということで、皆の 熱気はピ−クに達していたようです。
本番は客席はもちろん、演ずる団員達も楽しみました。私は手が痛くなるほど拍手をしました。
最後は、「さくらさくら」と日本でもお馴染みの「おお牧場はみどり」(スロバキア民謡)を会場の皆さんと合唱し、両国の温かい交流で幕を閉じました。
公演終了後、ホ−ルのレストランで打ち上げパ−ティがありましたが、まるで第二部 のステ−ジが始まったように、歌って踊って..たいへんでした!
もちろん私も、 心はシャリシャンの一員..共に歌い、踊りました。
しかし、その夜宿舎に帰ってからは、ダウンです。
若い団員達は、いよいよ第三部!
明け方まで、陽気に歌い続けたようです。翌日は、ごほうびの奈良観光だというのに、皆、予定通り起きられるのだろ うか?..若いエネルギ−に酔わされ、スロバキアに修学旅行にでも来たような錯覚に陥り真っ先に眠った私でした。
 【シャリシャン.第二弾は、スロバキア人一行との 奈良観光です。乞うご期待!】