柳瀬川駅ホームの安全対策を求める
柳瀬川駅エレベーターについては、新交通バリアフリー法に基づき2010年度の設置に向け、志木市も東武鉄道への補助金交付を計画しています。
昨年9月に東急東横線多摩川駅で、車いすに乗った高齢者がホームから車いすごと転落し、翌月亡くなった事故は、ホームの傾斜が通常より急な2.5%なのに、利用者への注意喚起が不充分だった。電車の到着に合わせて開くホームドアの設置が望ましいが、ドアの位置が違う電車の相互乗り入れなどが障害となり、各鉄道会社とも対策は思うように進んでいないということから、志木駅・柳瀬川駅についても調べてみました。
志木駅については、エレベーター設置の際計測したところ2%以下であった。柳瀬川駅については計測していない。東武鉄道ではエレベーター設置の際、計測を行っているということです。
そもそも、柳瀬川駅はホームの幅が非常に狭く、車いすで利用している方は、怖いのでホームの端には行かずに真ん中で待機しているとのこと。エレベーターが設置されれば、ベビーカーやカート等、多くの方々が利用するようになります。
12月議会では、ホームの安全対策を含め、計画段階での高齢者や障がい者等の意見の反映を現地で行うことを東武鉄道に要請することを求め、小山市民生活部長からは「志木市だけでなく、柳瀬川駅を利用される富士見市や新座市の高齢者や障がい者の皆さんの意見や要望等が反映されるよう、調整を図っていきたい。柳瀬川駅は他の駅と比べホームが狭くなっているので、その対策についても高齢者や障がい者等が安全に利用できるよう、あわせて東武鉄道に要望していきたい。」との答弁がありました。
(2010年2月)
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