志木第二小学校教育福祉ふれあい館で
高齢者いきいきサロン始まる
 市民提案により「介護保険関連サービス基盤整備事業」補助金(全額国庫負担)を活用して整備された志木二小教育福祉ふれあい館(館第3公園側南校舎2教室を転用)で、12月から「高齢者いきいきサロン」(9時〜4時・木曜休館)が始まりました。
 誰でも気軽に集い、楽しむことのできる場をめざし、館・幸町等地域の町内会・老人会・民生委員・志木二小関係者の方々が話し合いながら準備を進めてきました。ボランティアスタッフを広報しきで募集したところ、35名もの応募があり、交替で運営しています。
 市民との共有スペース未設置の宗岡小・宗岡二小でも、余裕教室を活用して日常的な教育福祉活動の展開が望まれます。(県すこやか福祉のくにづくり助成金も活用できます。)
 また、志木四小は児童数最大時1300人から現在は539人、さらに6年後には300人を割ることが予想されています。
 介護保険事業計画策定のための公聴会では、学校の余裕教室等を利用し、身近な地域の中で利用できる福祉サービスを望む声が多く出されました。
 しかしながら、学校においては必ずしも積極的に受け入れていく体制に至っていないところもあり、実践に至るまでには地域住民・学校・行政お互いの気運の高まりと協力体制が重要です。
 入居当初は若い世帯が多かった志木ニュータウンも、急速な高齢化が予想されます。いつまでも住み慣れた地域で暮らし続けることができるように、公的サービスのみならず、各集会所を利用した集いの場づくりなど、私たち一人一人が自分自身の問題として考えていきたいものです。(東の森壱番街の高齢者の皆さんのあつまり「こぶし会」では、若い人も協力して月1回集会所で福祉について語り合ったり、手づくり品製作、花壇の手入れ等されています。)
(2000年1月)
志木二小の一角にある「いきいきサロン」 放課後、いきいきサロンで将棋
を習う志木二小の子どもたち

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