福祉作業所(市民総合センター)で療育音楽が始まります
療育音楽は、利用者が主役となって自分から参加できる状況の中で、グループでのリハビリテーションの一環として“楽しく”行うものです。
(1) 手を有効に使うことにより脳を活性化
(2) 歌、発声訓練、呼吸法を通して呼吸器の強化
(3) リズム感をつけることによって日常生活のリズムへと結びつける。
を図っており、全国で300箇所あまりの施設や海外でも実践され、効果をあげています。
昨年、都内民間福祉作業所での活動に参加させていただき、早速、志木市の作業所指導員にも共に体験してもらい、9月には試行として福祉作業所でメンバー、指導員が体験しました。初回にもかかわらず、歌ったり、リズムに合わせて体を動かしたり、最後には「となりのトトロ」の合奏まででき、感激でした。4月から2ヶ月に一度ずつ行う予定とのことです。
尚、療育音楽は @特別養護老人ホームなどの要介護高齢者 A痴呆性高齢者 B知的障害者 C身体障害者 D元気な高齢者、それぞれのプログラムが工夫されており、保健・医療・福祉・教育それぞれの現場に導入することを提案しました。
(2001年5月)