(H25・4/29〜5/4)

2013年(H25)4/29〜5/4、台湾観光&お茶の旅に出かけました。
昨年の5月の今頃、中国お茶の聖地、武夷山の旅へ出かけ、お茶ワ−ルドにたっぷり浸ったのだけど、台湾の本を見るうち、 再び、お茶の旅に行きたくなりました。

鉄観音

お茶畑


☆ Day1:(4月29日)

10:00。関空発、チャイナエア−ライン C10159にて一路台湾へ

11:50分 台湾桃園国際空港へ到着。約2時間足らずの機上の人。
今更ながら世界は狭い〜〜。
ホテル到着後、「九フン」へ。行きはタクシ−で乗り合い、300元/一人。

台北の町の山々は、“う−桐花(う--とんほわ)と言う、白い花が一杯。
帰りは、バスで、100元/一人。約一時間15分は乗ったみたい。
観光客が多過ぎ〜〜。有名な九フン名物”芋団子”を食べたけれど、そんなに美味しくもない。

9ふん

(阿妹茶酒店)

9ふん

太陽が沈む夕方の景色、ロマンテック!


☆ Day2:(4月30日)

台北郊外、木柵丘陵地帯、お茶の故郷、猫空(まおこん)へ。

猫空の名前の由来は、この地方の渓谷の岩が猫の爪で引っ掻いた跡の様に見えるから。

標高300メ−トルのお茶の産地へは、MRT文湖線"動物園"で降り、猫空ロ−プウエイの乗り場へ少し歩く。
ロ−プウエイに約20分で到着着(50元/一人)。

中国、安渓より、お茶の指導を受けて作ったという、猫空木柵の鉄観音は、色が濃く安渓鉄観音のとは、味も水色も違う。

茶店で注文して、色の濃いお茶が来て、注文を間違ったのではと思ってしまったほど。

茶器

茶器

"紅木屋体間茶館"で木柵鉄観音茶を頂く・・・少しウ−ロン茶の香りがして、水色は茶色

茶器

茶器

   茶館からの眺めは素晴らしい

茶器

茶

 茶畑&干した茶葉

 

木柵鉄観音


          約120g、1100元・・・少し高めかな?”茶葉先生”と言う銘のお茶を購入



お茶を楽しんだ後は、故宮博物館へ

故宮博物館


今回の旅行は、荷物は最小限、リックを背負って、極力ロ−カルの乗り物での移動が基本。 幸い、台北はMRT(地下鉄)があり、安くて便利。 乗り換えの線も大きな字で書いてあり、おまけに漢字、わかり易い〜〜。


MRT淡水線”中山駅”〜”士林”まで行き、バス(No255,304,18,19)に乗り換え、”故宮前”下車。 バス代=15元、11分で到着。

ヒスイで出来た、有名な”白菜”もゆっくり見られ、最高!

夜は県泰包で小龍包を楽しむ。
小龍包



☆ Day3:(5月1日)

台北発10:00〜新竹着11:08 台湾鉄道に乗り、東方美人で有名なお茶の里、「北ホ」へ

新竹発12:22分、台湾好行バスに乗る。1:00”北ホ老街」"バス停到着。 雨と風が強く、移動が大変!

此処、[北ホ]は、19世紀末、中国大陸から移住してきた客家の子孫が住み、 イギリスのビクトリア女王に愛されたお茶”オリエンタルビュ-ティ−(東方美人)”を生産する。

東方美人茶

   (3年以上の茶木で造られ、発酵は80%の東方美人茶。
現地では、膨風茶と呼ばれている。600元で購入)


レンガ作りの素朴な集落を歩き、茶館で一休み

水井茶堂

水井茶堂

この茶館で、客家の伝統ドリンク、”レイ茶”を頂く。300元/二人

客家お茶

客家お茶

ごま、かぼちゃ、ピ−ナツ、茶葉を用意し、ペ−スト状になるまで、すりつぶす。

客家お茶

    お湯を入れ、緑豆、はと麦、あられを加える。

そんなに美味しいとは思わないけれど、備えの材料で作れる客家の人の栄養ドリンク。

しとしと雨が続き、16:25分のバスで、ホテルのある”新竹”へ戻る。

バス停は、新幹線の”新竹”、ホテルは在来線の”新竹”。タクシ−の移動だと20分かかる(1,000円位)。 幸運にも新幹線の”新竹”より出ている、内湾線にぎりぎりで乗れ(32元/二人)、在来線の”新竹”へ到着する事が出来た。 (バンザ〜〜イ)


☆ Day4:(5月2日)

テクテク歩きの旅も中盤。ホテルからのモ−ニングコ−ルの設定がうまく出来ておらず、二人とも目覚めてた時は7時を廻っている。 慌てて朝食。



solhotel

hotelの中庭、ツツジが咲いている



新幹線”新竹”駅より、9:10分の新幹線(台鉄)に乗り、9:35分、”台中”駅に到着。

新幹線


初めての新幹線・・快適です。
チケットは、あらかじめ、台北の駅で買っておいたので、席は入り口に近いところで便利。

台湾は敬老の国である事をしみじみ実感。 未だ”はなたれ小僧”の私でも、チケット購入時にパスポ−トを見せれば、半額になった。 おまけにチケットには「敬老」、一般大人は「成人」と書いてある。

*成人=410元 敬老=205元

”台中”駅発10:10分の南投客運バス(217元/一人)に揺られ、11:40分、”日月タン”に到着。

本日の予定は、遊覧船に乗ること。 しかし、”新竹”では曇り空も、此処は、雨〜〜。
誰だ!雨男は!

日月たん湖

日月たん湖

           ホテルの部屋からの眺め、雨模様でもきれいです



ホテルで休憩後、予定を変更して、日月たん紅茶の里へ行く。

日月たん紅茶工場WIDTH=


茶畑

茶畑

此処の工場は、創業約50年との事。日月たん紅茶は甘い香りがして美味しい
「紅玉紅茶、18号、手採」を購入、75g400元


紅茶工場

紅茶売り場で



アッサム茶


  

この魚池地方はお茶の産地。アッサムtea、高山茶も生産。  緑&雨量が多い、恵まれた自然環境がお茶の栽培には最適です。 日本統治時代、アッサムteaがつくられる。

アッサムteaも購入、75g=350元。甘く、香り高い美味しい紅茶です。

ホテル夕食


                   fern shootsと言う台湾の野菜、美味しい




☆ Day4:(5月3日)

遊覧船

サオ族のダンス

朝からシトシト雨(トホホー)。小降り時を待って、遊覧船に乗り、対岸(伊達部)のサオ族の住む集落へ。 遊覧船=200元/二人
日月たんは元々、現地民族、さお族の集落で、白い鹿を追ってこの地に来たと言われている。

15:15分、ホテル前より、南投客運バスで新幹線「台中」駅へ

17:48分、「台中」駅より、新幹線で「桃園」へ。「桃園」迄は約30分の鉄道の旅。

成人=805元 敬老=505元・・・・日本円に換算して、成人は約2400円、敬老は、約1500円。 新幹線の時間は正確だし、安くて、幸せすぎます。

*此処「台中」駅で、ハプニング! 

新幹線の時間までたっぷり時間があり、トイレに行き、ゆっくり電車を待ち、いざホ−ムへ行こうとした時。 同行の主人が:「リュックはどうしたの?」・・・と聞く。

私:「あれ〜〜。何処かに忘れた。きっとトイレだ」 ・・・・
新幹線のチケットにハンを押してもらい、一旦改札口から出て、トイレに一目散。

全てのドアを開けチエック。無い! 無い! 無い!・・・リュックが何処にも無い!

改札の係りの人に:「リュックをトイレに忘れたが、何処にも無い。
17:48分の新幹線に乗るのだけど、もう時間がない」・・・とパニックおばさんになる。

インフォメ−ションの場所を聞き、走る。

あった、私のリュックがカウンタ−に置いてある。
私:「それ、私のリュック、もらいます」
係りの人:「身分証明になるものは?」
私:「もう電車が出ます。もらいま〜〜す」・・・とひったくるようにリュックを貰う。ぎりぎり間に合った。
つたない英語で必死でした。

私のリュックを届けてくれた台湾の人に感謝です。ありがとうございました。


☆ Day5:(5月3日)

いよいよ旅も終わり。

台北発5:25分、チャイナエア−ライン C10158便にて関空へ。

出発まで大分時間があり、タクシ−で、陶芸の町”鶯歌”へ行く事にする。

タクシ−で約20分、700元を払う。

ここは清の時代より陶芸が盛んな処。
いまでも60をこえる窯元があつまる台湾最大の陶器の町。

”鶯歌”に到着したが、お店は10時からオ−プンとの事で、博物館へ行く。
ここでは町の陶磁器産業の歴史が展示されている。

タクシ−の運転手のおじさん曰く:

「この町は小さいので、見学に時間はあまりかからないので、午後1時に此処で待っているので、帰りもこのタクシ−でホテルまで  ど うか?」と聞く。

まぁ、そんなら帰りは安心だしと、お世話になることにする。
・・・・・下手な北京語でなんとか、意思疎通ができたみたい。

  鶯歌

鶯歌

鶯歌

鶯歌

1時前、博物館の前で、タクシ-に乗り、ホテルへ戻る。
帰りも700元払い、おじさんは上機嫌。
日台の親善に少しは協力したでしょうか・・・。

友好的な台湾の人に接する事が出来、色々な種類のお茶に触れ
財産が又一つ増えました。
私に付き合い、それなりに楽しんでくれた主人にも、感謝です。

自己自慢のつたない旅日記に訪問してくださった皆さん、ありがとうございました。


ペ-ジtop