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関東大学ラグビーリーグ戦グループ1部(1997/11/22) 於:熊谷ラグビー場
<試合結果>
T G PG DG 得点 | 総得点 反則
専修大学 :前半: 5 4 0 0 33 |
:後半: 3 2 0 0 19 | 52 7
+-----------------+-------------------------------+-------------+
東海大学 :前半: 3 0 0 0 15 |
:後半: 1 1 0 0 7 | 22 14
◎出場メンバー
専修 : 1.池渕 2.弘中 3.高橋 4.田中地 5.馬屋原 6.田上 7.西川 8.松井
9.伊藤 10.根岸 11.杉 12.作山 13.鳥居 14.谷崎 15.吉田尚
(リザーブ不明)
○交替 高橋→池島(入替)、西川→梅本(交代)
東海 : 1.宗政 2.国本 3.坂田 4.岩田 5.候 6.小森 7.野口 8.大島
9.藤野 10.古積 11.三須 12.今井 13.三木 14.森 15.猪瀬
(リザーブ不明)
○交替 猪瀬→山手(交代)
レフリー : 藤実(関東協会) タッチジャッジ : 平野、佐藤
◎得点経過
専修大学 0 7 12 19 26 33 33
G T G G G
時間 0----+----1----+----2----+----3----+----4----+ 得点
T T T
東海大学 0 5 10 15 15
専修大学 33 38 45 52 52
T G G
時間 0----+----1----+----2----+----3----+----4----+ 得点
G
東海大学 15 22 22
※時間×10分,T=トライ(5点),G=トライ+ゴール(7点),P=PG(3点),D=DG(3点),x=PG失敗
◎試合内容
[感想]
一向にチーム状態が上向きにならない専修大という印象ばかりが残る試合だった。
東海大に先制された後、専修大は速い球出しによる目の覚めるようなトライを決め
たので、今日は大量得点を挙げてスカッと勝つか、と思われたが後が続かなかった。
専修大は、相変わらずFWから生きた球が出てこない。また、モールを押し込んで
いても、何故かボールが相手の方から出てくる悪い点は修正されていない。一例を
挙げると、LOの馬屋原がしっかり相手に背を向けてダウンボールしたはずなのに、
ボールは何故か東海大側から出てくるのが、不思議と言えば不思議。結局、専修の
弱点はFWがパワー不足(要するにボディコントロールが上手くできない)でしっ
かりとボールを確保できないことにあるのではないだろうか。
今一歩調子の出ない専修大ではあるが、試合終了後フィフティーンがバックスタン
ドまでやってきてファンに向かって一礼した。挨拶する選手達の表情が心なしかす
まなさそうな感じではあったが、ジーンとくるものがあった。自分たちの状態を一
番よくわかっているのは選手達自身である。そんな中、ひときわ熱い声援を送り続
けてくれたバックスタンドのファンに感謝の意を伝えに来たのだと思った。
第二試合(大東大vs流通経済大)を観た限りでは、専修大にとって次の大東大戦は
難しい試合になりそうである。ただ、大東大も調子の波が大きなチーム。東海大戦
も勝ちはしたもののかなりドタバタしていたので、専修大の最後の意地に期待した
いと思う。 (1997年11月22日記)
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