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関東大学ラグビーリーグ戦グループ1−2部入替戦(1999/12/11) 於:熊谷ラグビー場(B)
<試合結果>
T G PG DG 得点 | 総得点 反則
山梨学院大学:前半: 0 0 2 0 6 |
(1部8位):後半: 0 0 0 0 0 | 6 16
+-----------------+-------------------------------+-------------+
東海大学 :前半: 3 2 0 0 19 |
(2部1位):後半: 8 4 1 0 51 | 70 10
◎出場メンバー
山梨 : 1.手塚 2.南 3.加藤 4.長田 5.青木 6.三角 7.丸山 8.上條
9.赤沼 10.栗根 11.小野 12.吉村 13.藤本 14.樋口 15.垣渕
(16.加賀山 17.大宮 18.貝塚 19.佐宗 20.本田 21.雨宮 22.五十嵐)
○交替 なし
東海 : 1.神原 2.黒田 3.中村 4.臼井 5.比嘉 6.小森 7.大庭 8.石田
9.小池 10.大東 11.萩野 12.三木 13.杉山 14.芝田 15.三須
(16.新田 17.宮本 18.大谷 19.後藤 20.小暮 21.田中 22.増原)
○交替 11→22、13→21、10→20、8→18、6→19
レフリー : 中原(関東協会) タッチジャッジ : 不明
◎得点経過
山梨学院大学 0 3 6 6
P P
時間 0----+----1----+----2----+----3----+----4----+ 得点
T G x G
東海大学 0 5 12 19 19
山梨学院大学 6 6
時間 0----+----1----+----2----+----3----+----4----+ 得点
P G G G T T T G T
東海大学 19 22 29 36 43 48 53 58 65 70 70
※時間×10分,T=トライ(5点),G=トライ+ゴール(7点),P=PG(3点),D=DG(3点),x=PG失敗
◎得点者
山梨:前半22分 栗根(PG)
33分 栗根(PG)
東海:前半 8分 FW(T)
18分 大東(T)、大東(G)
36分 大東(T)、大東(G)
後半 1分 大東(PG)
7分 芝田(T)、大東(G)
10分 増原(T)、大東(G)
12分 三須(T)、大東(G)
23分 FW(T)
28分 FW(T)
31分 小森(T)
35分 後藤(T)、小暮(G)
40分 増原(T)
◎試合内容
山梨学院が予想外の大敗を喫して、残念ながら2部リーグへ降格となってしまっ
た。FWのセットプレーで完敗(スクラムはめくられ、ラインアウトはまったく
取れなかった)とあっては、それもやむなしか。山梨学院は2次、3次と攻撃を
重ねてもなかなかゲインできず、逆に味方選手の人数が減っていったところでタ
ーンオーバーされてしまいトライを献上、という苦しい展開。どうにか試合にな
っていたのは風上に立っていた前半だけだった。
一方の東海大。山梨学院にまったく元気がなかったとは言え、強力FWで前に出
てBKに素早く展開という横綱ラグビーで圧勝。とくに目を引いたのはFWの核
として大活躍だったロックの臼井(3年)と比嘉(1年)のコンビ。後で調べた
ら、どちらも2部リーグのベスト15に選ばれていた。思わず納得。
また、東海大にはBKにもハーフ団やFBなど3年生以下の好選手がおり、来シ
ーズンは1部リーグの台風の目となりそうな感じ。少なくても、本日の東海大に
は2年前の1部リーグ時代の面影(トリッキーな攻撃には魅力はあるものの、デ
ィフェンスはザルで大量失点負けを繰り返していた)はまったくなかった。FW
がさらにパワーアップすれば、上位校にとっても脅威となりそうだ。(今からと
ても楽しみである。)
ノーサイドの瞬間は東海大の2年分の喜びがピッチの内外で爆発していた。
それにしても...このままパワーアップできない状態だと、山梨学院は2部で
も厳しい戦いを強いられそうである。昨シーズン優勝した東洋大が今年は3部と
の入替戦に望まなければならないくらいに2部リーグの実力は伯仲している。
(1999年12月11日記)
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