願 い(Wish)



 

“ サロンコンサート2006”を終えて 
今年も、「カンボジの子供達に鉛筆を贈る」コンサートを開催でき、また多くの皆様の善意を頂くことができて、大変嬉しく思います。
3年目になったこのコンサートですが、継続して支援して下さるお客様に加え、少しずつですが趣旨に理解を示して下さるお客様の輪が広がり、有り難く思います。

今年は、鉛筆が『756本』集まりました。音楽に携わる者として、「音のプレゼント」も添えたいと願い、昨年から“ロールピアノ”をチケット収入と皆様のご寄附から購入し始めましたので、今回もそのようにさせて頂きました。
5/16でコンサートは終わりましたが、私にとっては、多くの皆様から頂いた鉛筆等をまとめ、ロールピアノを注文し...荷造りをするまで、このチャリティは終わりません。
お陰様で、なんとか5月中にNGO代表に送ることができました。
希望のある作業ですから楽しくもありました。現地の“風と竹の小学校”は美しい名のように思えましたが、実は、屋根があるだけで、周りに竹が植えられている学校でした。壁が無く風が吹き抜けるのでそのように呼んでいたことが解りました。
今春のお便りで、ボランティアの皆さんと現地の皆さんで新しい学校が建設されたことを知りました。
微力ながらこの地に関わり合った者として、大変嬉しく心が晴れ晴れしました。
今後は、より良い環境で、子供達が勉強できることを願うばかりです。
ここでいよいよ、皆様が持ち寄って下さった鉛筆が活躍するのです。
ロールピアノで旋律を演奏できるようになったかしら?
みんな譲り合って使用しているかしら?等..想像することも幸せなひとときになりました。

ここに、“皆様の真心”を確かにお届けしましたことを報告いたします。
そして、改めてご来場下さいました皆様、賛同し共演して下さいました皆様、ご協力して下さいました皆様、有り難うございました!
どうか来年も続けられますよう、引き続きご支援をお願い申し上げます。
♪また、コンサートの内容も皆様に楽しんで頂けますよう、日々精進してまいります。

          2006.5.28  吉元恵子